2013年6月21日金曜日

「売買ルールをつくる」

みなさんは、ご自身の売買ルールを守れていますか? 人はある程度トレードを行い、慣れてくると、 「ここまで下がればさすがに買いだろう」 「これ以上は下がらないだろう」 などと自分なりの相場観を持つようになります。 しかし、この「値ごろ感」というのは非常に危険なもので、 根拠のない自信や感覚ほどあてにならないものはありません。 また、人はポジションをもつことで、 自分に有利なように相場を見てしまう、という悲しい性をもっています。 このような思考の時に、思惑と逆方向へいった場合、 なかなか損切りができないものです。 損切りを含め適切な判断を行うには、自らで売買ルールを作り、 なるべく感情をいれずに、 ルールに基づいて淡々と取引をおこなうことが有効です。 また、安定して利益をあげているトレーダーのほとんどは やはり、自身のルールをもち、しっかり守ることが大切です。 初めて売買ルールをつくる場合も、難しく考えることはありません。 エントリーポイント、損切り幅、 利食い幅の3つの条件を決めるだけでいいのです。 取引回数が増えていけば、損切りも躊躇なくできるようになり、 エントリーのバリエーションが増えていきますので、 損切り幅やエントリーポイントを微調整していくことで、 独自の売買ルールが完成していきます。 そして、売買ルールの作成において一番大事なのは、 いかなるときもその売買ルール通りに取引することです。 利益を上げているトレーダーの取引スタイルはさまざまですが、 「決めたルールを厳守し、決してぶれずに取引を続けていく精神力を持っている」 ということは共通していえると思います。 順調に利益を上げていても、 たった一度だけルールを守らず、ポジションに依存したがために、 退場を余儀なくされたトレーダーも数多く存在します。 FXでは、相場を予測する能力が大事だと思われがちですが、 売買ルールを作り、リスクのバランスを管理することがより重要なのです。 すべてのトレードがプラスという人はまず存在しません。 必勝法も存在しません。 勝てるトレーダーになるためには、 リスク管理された売買ルールがあるかないか、 そしてそのルールを厳守する信念をもち続けられるかが重要なのです。 売買ルールを作ることは勝利への第一歩です。 まだルールがあやふやな方も、 これを機会にしっかりしたルールを作成してみてはいかがでしょうか。

「負けない為の心構え」

FXは、欲望と恐怖が支配する世界です。 欲望と恐怖に打ち勝つことができなければ、相場で生き残ることは難しいでしょう。 前回に引き続き、 今回もFXで必要となる強いメンタルについてお話ししていきますね。 「負けてもいいと思えるようになって初めて勝てるようになった」 という方がいます。 みなさんは「そんなハズはない!」と思いますか? 感情が入ってしまうと、正しいトレードができなくなります。 もともと人の心は、相場で負けるようになっています。 利食いでも、損切りでも淡々と実行することが大切なのです。 FXはよくゼロサムゲーム(参加者の得点と失点の総和がゼロになるゲーム)と 言われますので、何も考えずに適当に売買すれば 最終的にはコストの分だけ負けることになります。 FXのコストは非常に安くなっていますので、 コスト分だけの負けなら、大きな損にはなりません。 しかし、実際には多くの人がコスト分以上に負けているという現実があります。 それには、人間の心理が原因となるものと、 相場が原因となるものの2種類があります。 心理が原因となるものについては、 当たり前のことですが人は利益を好み、損失を嫌いますよね。 多くの人はすべてのトレードで勝とうとしてしまいます。 そのため、利食いが早くなり、損切りが遅くなってしまいます。 また、決済するまでは損ではないと思っている人が多いことも 損切りが遅くなる要因です。 含み損が膨らむと、 「もう少し待てば、損が減るのでは」と期待して 自分に都合のいいニュースばかりを探すようになります。 相場には、上がる材料も下がる材料も常にあるのです。 ですから「相場は負けている人が動かす」というように、 含み損を抱えたまま我慢していると、 たいていの場合、相場は損が膨らむ方向に動きます。 含み損も損失には変わりありませんので、 間違ったと思ったら我慢せずに早めに損切りするべきです。 損切りは、心理的な痛みを伴いますが損切りになれることが必要です。 ですから、トレードでは必ずロスカットを置くようにしましょう。 価格がロスカットレベルに近づくと、 ロスカットレベルを遠くに動かす人がいますが、 それをすると損失がさらにふくらみます。 再度、おなじ方向にポジションをもつとしても、 一度決済を行い冷静になってから、 再度エントリーしなおした方がいいでしょう。 逆に、含み益がある状態からだんだんと利益が減っていくのをみると 早く決済して利益を確保したくなりませんか? この利食いをしたいという欲望にも打ち勝つ必要がありそうですね。 「もうはまだなり、まだはもうなり」という相場格言は、 この心理を明白に表しています。 また、値頃買いや値頃売りという言葉があるとおり、 人には安く買った方が得。高く売った方が得。 という心理がありますが、 これもトレンドにさからった考え方です。 このような人間の心理と相場の法則を理解したうえで、 売買ルールを決めて、強いメンタルをもって 淡々とトレードを行うように心がけていきましょうね。

2013年6月17日月曜日

サキのFxマインド - 時間で通貨ペアを使い分けよう -



「時間で通貨ペアを使い分ける」

FXは24時間トレード出来るのがひとつの大きな特徴と言えますが、
各国の市場の開く時間帯がちがうため、
活発に動く時間帯が通貨ペアによってことなります。

そこで、主要通貨ペアの値動きが活発になる時間帯をご紹介しますので
トレードの際の参考にしてくださいね。
すべて日本時間です。
またサマータイムが導入されている時期は、一時間早まるので注意してください。

『ユーロドル』
通常:PM4時~
発表がある日:PM11時30分~

まずはゴルスパ推奨の通貨ペアから。
欧州時間のスタートとともに活性化してきます。
そして、米国時間も始まると、さらに値動きが活発になります。
両国のニュースにも注目していきましょう。

『ポンド円』
通常:PM4時~
発表がある日:PM9時~

値動きが活発になる時間帯は、ユーロとほぼ同じです。
ただし、政策金利発表は月上旬の午後9時頃など、
重要指標についてはユーロと異なります。

『ドル円』
通常:PM11時30分~
発表がある日:PM10時30分~

米国市場は日本時間の午後11時30分にオープンし、
この前後から取引は活発になります。

『ユーロ円』
通常:PM4時~
発表がある日:PM10時~

欧州タイムは日本時間の午後4時からですが、
この時間帯から重要指標が続々と発表されます。
ユーロの政策金利は、月1回、午後9時45分頃発表となります。

『豪ドル円』
通常:AM4時~
発表がある日:PM1時30分~

オセアニア市場は、日本時間の午前4時に開きます。
豪ドルはこの時間帯から徐々に動き出します。
金利政策は月1回、午後1時30分発表です。

あくまでも目安ではありますが、
このように主要通貨ペアの動きが活発になる時間帯は
早朝または夕方以降が多いのです。
これなら仕事をもつサラリーマンや忙しい主婦の方でも
仕事・家事前後に、無理なくトレードが出来るわけです。

まずはユーロドルで感覚をつかみ、
慣れたら自分の生活スタイルに合った通貨ペアで
トレードを行うのもいいかもしれませんね。

2013年6月11日火曜日

サキのFxマインド - 相場の基本構造 -

「相場の基本構造」

今回は、前回に引き続き、FXを行う上で基本となる事柄についてお話しします。

初心者の方はもちろん、ベテランの方も、
気持ちや情報を一度リセットして冷静になるつもりで読んでみてくださいね。

相場は大別して、「トレンド相場」と「レンジ相場」からできていて、
基本的にトレンド相場とレンジ相場は、交互にくりかえされます。

この2つの相場の基本形がわかっていて適切な対応ができれば、
大きな損失を出すことなく、利益を安定して出すことが可能になります。
逆に、よく理解していないと大きな損失につながりますので、
今の相場がトレンド相場か、レンジ相場かを見分けられるようになることは
大変重要なことなのです。

トレンド相場は、一方向に進みます。
これは、政治系ファンド・年金ファンド・機関投資家といった投資家による
一方向への資金移動が起きることで発生します。

トレンドが発生する理由には、前むきな理由と後ろむきの理由があり、
前むきな理由は、高金利など有利な投資環境を求めての資金移動です。
それに対して、後ろむきの理由は、
資金を置いている国・地域にリスクが発生し、
そのリスクから逃避するための資金移動です。

前むきでも後ろむきでも、
6年や10年といった長期の資金移動になるケースもあります。

資金移動のうち、より破壊力があるのは、
リスクから逃避しようとする後ろむきの移動です。
なぜなら我先にとリスクから逃避しようとするため、
価格度外視で売買を行うためです。

たとえば上昇トレンドであれば、買ってポジションを維持する。
下降トレンドであれば、
売ってポジションを維持するのが基本的なトレードスタイルです。

一方レンジ相場は、一方向に資金を移動させる投資家筋の動きが
下火になっているときにおきます。

レンジ相場の主役は投機筋です。
投機筋は、買えば利食いのためか損切りのために売らなくてはなりませんし、
売れば利食いか損切りのために買わなくてはなりませんので、
ポジションを長期に維持することはできません。

そのために短期間の売買になり、その結果いったりきたりの相場となるのです。
レンジ相場は基本的に三段階からなり、
第一段階は、トレンド相場の後にやってきます。
非常に荒っぽく上下に動き、せっかくトレンド相場で得た利益を減らしたり、
飛ばしたりしがちですので要注意です。

第二段階は、安定期で一定の値幅の中を上下します。

第三段階では、値幅が収束していきます。
ここで値幅が極めてせまくなります。

そして、この第三段階が一番大事なものです。
というのも、この値幅の極端な収束は、
次のトレンドの開始が近づいていることを告げているからです。
第三段階にきたら、トレンド相場の開始を待ちましょう。

相場の動きは様々なパターンがありますので、
一概にこうだとも言えませんが、第三段階を見つけられるようになれば、
エントリーチャンスもぐっと増えますので、
過去のチャートなどと照らし合わせてみつけてみてくださいね。

2013年6月10日月曜日

サキのFxマインド - 自分のトレードを検証しよう-

自分のトレードを検証しよう


みなさんは、FXを行う上で、「継続すること」を日々意識しているでしょうか?
できれば、勝ってFXを続けていきたいですよね。
FXを長く続けるには、「自己管理力」が大切です。

では「自己管理」はどのように行えばいいのか。
今回は、そのことについてのお話しです。

まずはご自身のトレードルールや各トレードについて
1ヶ月間、ノートに出来る限り記録してみてください。

簡単だと思われがちですが、1ヶ月休むことなく、
きちんと記録できる方は実はほとんどいません。

たとえばトレード回数が多い日や、負けが連続してしまった日などは、
ノートに記録を残す気になれない日があるでしょう。
単純に忘れてしまうこともあるかもしれません。

しかし、理由はどうあれ記録に残せないトレードは、
その後の成長に役立てることができません。
同じ過ちを繰り返さないためにも、ノートの存在は間違いなく役に立ちます。

ある程度トレード経験のある方なら、ルール通りにやって負けたトレードと、
どこかでルールを破った結果負けてしまったトレードの違いはわかるかと思います。

ルールに従ってトレード出来ているのか、そうでないか。
まずここの判断をするためには検証が必要で、
そのためにトレードノートは大変役に立ちます。

ルール通りにトレードできないのであれば、
せっかくの優秀なインジケーターや手法も、
結果として何の役にも立たなくなってしまいます。

勝っているトレーダーが勝てているのは、
自身で構築したルールを淡々とこなしているからで、
「なんとなく勝つ人」と「勝ち続ける人」の違いは、ここにあらわれてきます。

継続して勝つよう成長するためにはまず、
1ヶ月の間、淡々とルールに則ったトレードを行い、
ノートを書くことを実践し、日々のトレードを振り返ってみてください。

そうすれば、以前にやってしまったようなミスも減り、
冷静な判断を行えるトレーダーに一歩近づくと思います。

ふと振り返ってみたら、以前のご自身よりきっと成長しているはずですよ!

2013年6月8日土曜日

サキのFxマインド -エントリーのプロセス-

「エントリーのプロセス」


今日は、エントリーに至るまでのプロセスについてお話ししていきましょう。
エントリーまでのプロセスは、普段そんなに深く考えずに
自然に行っているかと思いますが、この記事を参考に、
みなさんも自分のエントリーの際のプロセスについて
是非考えてみてくださいね。

では、エントリーする際に、みなさんはまず何をしますか?
もちろん、MT4を立ち上げて、「チャートを見る」ことから始めますよね。
わかりきっていることかもしれませんが、
常にチャートを見ることを意識しましょう。

そして、チャートを見たら、全体のトレンドなどの
自分の相場観に対する考えをまとめます。
これが「相場観を立てる」という行為になります。

相場観が定まったら、相場観に従ってエントリーします。
それとともに損切りルールも必ず策定しておきましょう。

あとは、相場の流れを見ながら、相場観を修正していきます。
この流れからわかるように、大事なのはチャートをみることです。

重要指標の発表など、ファンダメンタルズが参考になる場合もありますが
チャートを見ない限りは相場観が定まりません。
チャートを見てもさっぱりわからない。
など、慣れるまでは難しく感じるかと思いますが、
このメールマガジンを参考に、力をつけていってくださいね。

では、最後にエントリーまでの筋立てをおさらいしてみましょう。

①チャートを見る・トレンドがあるかないかの判断
・抵抗線がどこにあるか・スペースはあるか

②相場観を立てる・「上昇トレンド」なのか「下降トレンド」なのか、
またどれくらいの強さのトレンドか・「トレンドが読めない」可能性も視野に入れる。

③エントリー・損切りの基準を決める

④相場観の修正
・チャートを見ながら常に新しい相場観に切り替えていくチャートを見ていて、

「矢印↓サインが出たらかショートエントリーだ!」などと
やみくもなエントリーを行わずに、一度冷静になって、上記の順番を思い出し、
落ち着いてトレードを行うように心がけてくださいね。

2013年6月6日木曜日

サキのFxマインド -相場観と注文方法について考えよう-

「相場観と注文方法について考えよう」

前回、大きな動きの相場でポジションを作るときは、
順張りが有効というお話をしました。
では、順張りでポジションを作る場合の注文方法とは?

答えは「成行注文」です。
成行注文という言葉はゴルスパをお使いのみなさんならおなじみですね。
成行注文については後半登場しますが、
まずお話しなければならないのが「相場観」です。
相場観というのは、「このあたりで下げ止まりそうだな」とか、
「過熱感があるので、ちょっと様子みしよう。」など
個人的な相場の先行きに関する予想のことです。
エントリーする際には相場観が必要になってきますよね。

相場観があるか・ないかは重要ですが、
相場観があったとしても
売買の方法が間違っていては勝つことはむずかしいですよね。

では、ここで「この相場は買われる可能性が高い」
という相場観を持ったとしましょう。
そうすると、「買い」注文を実行することになりますが、
ここで注意しなければならないことがあります。
それは、「現在より安い値段で買いたい」という気持ちを持たないことです。

例えば、近い将来、
今の値段より3円程度上がるという相場観を持ったとして、
できれば、今の値段よりもう少し下がってから買いたい、
という気持ちがあるとするなら、その注文は「指値注文」となります。
例え、注文どおり指値辺りまで相場が下がったとしても、
この買い注文は、トレンドに合っていないことになります。

つまり、相場が買われるという相場観があるときに、
安い値段に下がってから(売られてから)注文を指値で入れるという行動は、
矛盾が生じてしまい、正しい選択ではなくなってしまいます。

では、正しい選択とは?
そこで「成行注文」の登場です。
「買いの相場観→その時点で順張りエントリー=成行買い注文」
これが相場観に沿ったエントリーの仕方です。

「安くなったら買いたい」
「高くなったら売りたい」
こんな発想は、勝ちトレーダーにはありません。
もう少し下がってから買おうかな、という気持ちも分からなくもないですが
チャンスを逃さないようにしましょうね。

2013年6月3日月曜日

サキのFxマインド -「順張りと逆張り」-

「順張りと逆張り」


トレードは、順張りと逆張りという2種類の方法に大きく分けることが出来ます。

今日はこの2つの違いについて、改めてお話ししていきますね。

まず、順張りは、「順」という言葉が意味しているように
「相場の流れに沿う」ことを意味しています。
単純に言うと、買われている相場であれば買い、
売られている相場であれば売るという形をとります。

一方、逆張りは、「逆」という言葉が意味しているように
「相場の流れに逆らう」ことを意味しています。
と、いうことは順張りと逆で、買われている相場なら売る、
売られている相場なら買うということになりますね。

では、それぞれの特徴をご説明していきましょう。
もう既にお分かりの方もいらっしゃると思いますが、一緒に再確認しましょうね。

順張りの特徴としてはまず、
逆張りに比べてリスクが小さいということが挙げられます。
なぜなら、順張りは相場の流れに乗っていますので、
すぐに反対売買が可能ですし、
たとえ相場が逆に動いたとしても傷が浅く済むことが多いのです。

息の長いトレンドの相場を皆さんも一度くらいご覧になったことがあると思いますが
こうした相場は順張りでないとなかなか対応できません。
また、順張りで対応することができれば、
トレンドそのものを取りに行くことが可能です。

ゴルスパでおすすめしているのも、この順張りになります。

これに対して、逆張りは、ハイリスク・ハイリターンと言えるでしょう。
特に、新規のポジションを逆張りで取りに行くような場合には、
相場の流れにさからった形でポジションを作ることになりますので
失敗すると致命傷つながる可能性があります。

大きな動きを見せる相場では、
反対売買をしようとしても売りも・買いもないという状況になりかねません。

従って逆張りは、大きな動きの相場に対して
ポジションを作るときの売買手法としては適切とは言えないですね。

時には例外もありますが、エントリーする際は
やはりトレンドラインを重視することがポイントです。

トレンドラインを無視し、無理をしてエントリーすると
取り返しのつかない結果を招いてしまうかもしれません。

また 今まで何度も申し上げていますが、
トレードは、余裕をもって挑みましょう。
その方が傷も浅くて済みますからね。
ポジション量の調整と 心の余裕が大切です。

2013年5月31日金曜日

サキのFxマインド -「相場はなぜ動くのか」-

「相場はなぜ動くのか」

今日は、相場が動く理由について少しお話しますね。
皆さんは、どうして相場が動くのか、わかりますか?

極端に表現すると、
直近の値段より安い値段で売りたい人がいて、その人が実際に安い値段を売る。
もちろん、その逆の「高い値段を買う」場合も当てはまりますが、
こういった行動を誰かが起こした時に起こる現象なのです。

では、この「高い値段を買う」「安い値段を売る」という行動は、
どのようにして起こるのでしょうか。
それは、「損が膨らんだポジションを保有している参加者が、
損益増大のリスクから逃れようとして、損切りをした場合」に起こります。

通常、相場は売り手と買い手のバランスが取れた状態です。
値段が上がるにつれて売りたい人が増え、
買いたい人が減ることで、値段が上がらなくなり、
値段が下がるにつれて買いたい人が増え、
売りたい人が減ることで、値段が下がらなくなります。
こうした状況では損切りをする参加者も少なくありません。

が、見込みで売買する人がいても、他の人が追いかけなければ
勢いはすぐになくなるので、そう簡単にバランスは崩れないのです。

しかし、相場はまれにバランスが取れてない状況になります。
例えば、何かのきっかけで大きな買い注文が入ると
「バランスの取れていない状況」となってしまいます。
そうなると、ショートエントリーしていた人が損益に耐えられなくなり、
高い値段を承知で買い戻さざるを得なくなってしまい
損切りをすることになります。
そして、相場が予想外に大幅に動いてしまうと、
それが加速してどんどん損切りが増えていきます。
こうした連鎖がトレンドを発生させる一つの要因となるわけですね。

一度トレンドが発生すると、しばらくその方向に動き続けます。

2013年5月30日木曜日

サキのFxマインド - 日足の重要性 -

「日足の重要性」

ゴルスパで取引するにあたって
どの期間のチャートに注目すればいいでしょうか?

答えは、まずは「日足」です。

今日はその、日足チャートの重要性について少しお話しますね。

FXの相場には、参加者全員の収益を合計すると
必ずゼロになるという大きな特徴があります。
いわゆるゼロサムゲームです。

ただし、参加者の中にはいろいろなタイプがあり、
買ったものは売る、売ったものは買うというように、
必ず売りと買いがペアになっている参加者と
買いだけ(または売りだけ)でしかエントリーしない参加者がいるのです。

私たちのような売買の利益を目的として
参加している参加者は、売り買いがセットになっているので
最終的に相場を動かす要因にはなり得ません。

特に、1日のうちに買ったものは必ず転売する「日計り取引」を
行っている参加者は、1日の中で売り買いの額が必ず同額になりますので
相場を動かすことにはならないのです。

しかし、例えば日本の企業がアメリカで商品を販売する場合、
ドルを円に換える必要があるのでドル売り(円買い)で
相場に登場しますよね。

最終的に、こういった企業などのトレードが相場を動かす
要因といわれています。

以上のことから、日足チャートは相場を動かす要因となる
取引の動きが鮮明に現れる「取引の足跡」ということになり、
「足跡」である日足チャートを見ずしてトレードは出来ないとも言えるでしょう。

ここまでお読みいただいたら
もう日足チャートを見ない理由はありませんよね。

ところで、日計りトレードを行う場合は日足チャートを
見なくてもいいと思われがちですが、
日足チャートを見ずにトレードを行うということは
様々なところでよく言われるように「木を見て、森を見ず」という行為となります。

たとえ超短期で取引する人も、日足チャートには
必ずヒントが隠れているので見るようにしましょうね。

トレードの期間に対して、どのチャートを見るべきなどのルールはありませんが
少なくとも日足のチャートは見る癖をつけましょう。

2013年5月26日日曜日

サキのFxマインド - 実体線の大きさ・ヒゲの長さ -

「実体線の大きさ・ヒゲの長さ」

さて、今日は実体線の大きさと、ヒゲの長さという
視覚的なチャートの見方に注目していきたいと思います。

まずは実体線の大きさからお話しますね。
大きさと言っても「何円が大きく、何銭が小さい」という具体的な数字ではなく、
それまでの状況と比較して、大きく見えるか、小さく見えるかという話です。

例えば、1円幅で動いてきたマーケットで、
突然2円幅の実体線が出現したらローソク足はとても大きく見えますが、
5円幅で動いてきたマーケットで、
2円幅の実体線が出現したら逆に小さく見えますよね。
以前にもお話しましたが、
ローソク足は直近のものがより重要になってきます。
これまで全く動きがなかったのに
ある時いきなり大きな実体線が出現した場合には
新たなトレンドが発生したのでは?と、予想が立ちます。

例を上げてみると
50銭前後でもみ合いが続いたマーケットで、
2円幅の実体線が出てきたらとても大きく見えますね。

こういった大きな実体線が現れたチャートは、
「それまでの相場とは何かが違う」
「溜め込まれたエネルギーを放出する時期に差し掛かった」等の予想から、
トレンド発生の兆候を感じる事ができ、「動き始めた方にエントリーする」という
エントリーポイントとなることが多いのです。

続いて、ヒゲの長さについてです。

ヒゲの部分は、
「その日のトレードで取引されたことは間違いないが
マーケット参加者全員の意思によってそこで取引が拒絶され、
すぐに押し返されてしまった価格」を意味します。
つまり、ヒゲの部分は抵抗が確かに存在したということを意味し、
チャートを読むにあたって、とても重要なヒントとなるわけです。

こうしたことから、
上ヒゲが出現した場合には、
その価格で売りを考えている人が多かったということを、
下ヒゲが出現した場合には、
その価格で買いを考えている人が多かったということが見えてきます。

また、ヒゲの長さは、長ければ長いほど重要な意味を持ち、
高値圏で出現した長い上ヒゲや、安値圏で出現した長い下ヒゲは、
チャート上のアクセントとなり長い期間で注目できるポイントとなります。

以上、実体線とヒゲについてまとめると

・いきなり出現した大きな実体線は、トレンド発生の兆候を意味する可能性がある
・ヒゲは長ければ長いほど重要な意味を持つ
と、いうことになります。

このように、視覚に訴える実体線やヒゲの大きさというのは
意外に重要なものなのです。

2013年5月19日日曜日

サキのFxマインド -検証を繰り返すことの重要性-

「検証を繰り返すことの重要性」

たったひとつの手法が すべての人に合うわけではありませんよね。
既成のスーツが、そのまま皆さんの身体にぴったり合うわけではないように、
たとえ本や雑誌で知られている手法だからといって、
だれにでも完璧にあうとは限りません。

手法とは 有益なトレードへと導く検証や修正の出発点にすぎません。
しかしながら、手法をただひたすら探す旅も止めてください。
一回や二回で 学べる手法なんて絶対にありません。
また矢印のみを頼りにしたり 音声を頼りにしたり、
いろいろな商材がありますが、それは 本当に信用できるものですか?

ゴルスパでも
矢印をメールで知らせてくれる機能をつけてくれなんて、言われますが。

メルマガを読んでいる皆さんは、矢印と蜘蛛の糸、紫抵抗線を
確認してトレードするようにしてください。
もしかすると途中で、私とは別の何かを発見するかもしれませんが。
その時はゴルスパのルールにプラスのエッセンスを加えて
ご自分の身体にぴったりのオーダーメードにしてもいいわけです。
手法をマスターするにあたって
徹底した検証とデモトレードが不可欠です。

誰かがその手法を使って利益を出したからといって
皆さんがすぐに利益をだせるとは限りません。
必ず自分自身でバックテストとデモトレードをし、
ご自身で検証をしてください。

また手法のメカニズム自体は理論的利益を生むように出来ていても、
自分のポジションサイズを測ってリスクを制限しなければ
どんな優れた手法でも、巨額のお金を失う可能性があります。

手法を学ぶのと同時に
自分をしっかりマネージメントしていくのが大切です。

2013年5月10日金曜日

サキのFxマインド - トレードの基本 その3 -

「トレードの基本 その3」

今回のお話は、トレードで勝てない人。
負けトレードをする人の特徴を客観的に捉えてみたいと思います。

負けといっても、すぐに取り戻せる程度の小さな負けは、
この場合でいう負けトレードには値しません。
小さな損切りや損失はむしろ資産を増やすためには必要不可欠だからです。
勝ち続けるトレードなんて相当なプロでもない限りはあり得ないですよね。

1ヶ月トータルして資産が増えているようであれば、
それは勝ちトレードが出来たということになります。

今回の負けトレードとは、
すなわち大損をして相場の撤退を強いられたことのある人。
大切な資産を全部失ってしまった人のことを意味するものです。

こつこつ増やした財産をたった1度のトレードで失ってしまうことがあります。
FXを長年やっていれば、
皆さん1度や2度は痛い経験をしたのではないでしょうか?
苦い経験を肥やしに勝てるトレードが出来るよう成長できた人もいると思います。
しかし、中には負の連鎖から抜けられないで
いつまでも同じ事を繰り返す人がいるのも事実です。

では、相場で大損失を出す人は一体どういう経緯を辿っているのでしょうか?
簡単に言えばコレです。

①トレードスタート →
相場が仕掛けた方向とは反対に動き出す → 焦り →
そのうち戻るだろうと様子見 →
損切りのタイミングを失って損失が膨らむ → 天井(底)で損切りしてしまう

②トレードスタート →
①の繰り返しで資金が底を尽きる → 再び資金を投入する →
一旦負けた理由を振りかえり学習するも結局は同じことを繰りかえす →
理性をうしなう(ついついヒートアップして資金を投入) →
損失を取り戻すためトレードに固執する →
理性を失い懸命な判断ができず再び大きな損失を出す → 相場からの撤退

こういった構図が浮かび上がってきます。

一旦負のスパイラルに巻き込まれてしまうと、抜け出すのはなかなか難しいです。
そのため、日頃からリスク管理を徹底しておくことが大切だということです。
理性を保てるよう精神面でも強くならなければ投資は難しいです。

負けトレードを繰り返す人は、まず冷静に自分を見つめなおし、
弱点を直していくことから始めていきましょう。
大きな買い物(痛手)を何度も味わってはいけません。

しかし、現在プロで活躍するトレーダーの殆どが、
過去に大きな損失、痛手を負った人たちです。
彼らはこの経験があったからこそ、成功をおさめたともいえるのでしょうね。

2013年5月2日木曜日

サキのFxマインド - トレードにおける基本、基礎知識 その2

トレードにおける基本、基礎知識 その2

さて、今回もトレードの基本についてお話していきましょう。
相場にはパターンがあるのはご存知ですよね?
パターンと言っても様々です。
例えばチャートパターン。
動きに関するパターンですが、ダブルボトム、
三尊天井などパターンを意味する言葉ですよね。
チャートパターンについては
以前もお話したことと思いますが覚えていますか?

統計的にみて、こうきたらこう動くだろうという予測ができます。
また、市場もこのパターンを意識して仕掛けてくることもあります。
100%予想通りの動きを見せるわけではありませんが、
確率的にパターンにはまった動きを見せやすく、
そうなったときが一つの勝負どころでもあります。

チャートパターン以外にも、市場には合理的には説明できない現象が
存在すると言われています。

どういったものが存在するのか?
相場でよくいわれる五十日、1ヶ月のうち、5日、10日、15日などの
5の倍数にあたる日は市場へ影響を与えやすい日として知られています。

給料日などが五十日に重なることが
大きいことも少なからず要因となっているそうです。

そして曜日による要因。
よく週末要因に気をつけてという言葉を耳にしませんか?
週末である金曜日は相場の動きが活発になる傾向があります。
また金曜日はドル円が上昇し、
月曜日になるとドル円が下落しやすいというパターンも有名です。
最近はそこまでこの上昇、下落については気になりませんが、
週明けには窓明けしているパターンは多いですよね。

その他にも季節の変わり目が影響を与えることもあります。

こういったパターンを頭に入れておくだけでも
随分と違ったものになります。
トレードのタイミングを知らず知らずのうちに
身につけていくことにも繋がります。

だからといって、こういったパターンばかりを
気にしていたのでは楽しいトレードはできませんよね。

あくまでも一つのパターンとして頭に入れておきましょう。

トレードで成功するには、経験をしっかりと積んで
学習・復習をすることです。

経験は勝った経験にこしたことはありませんが、
苦い経験をしてこそ良い結果が生まれるものです。
人間時には試練も必要です。
負けた経験をバネに、今後のトレード、学習に活かしていきましょう。

2013年5月1日水曜日

サキのFxマインド - トレードにおける基礎知識その1 -

「トレードにおける基本、基礎知識 その1」

さて、今回はトレードの基本についてお話していきましょう。
以前にお話ししたことと重複する箇所もありますが、何度も読み返し、
繰り返し頭に入れることによって基本が頭に叩き込まれていくことと思います。

皆さんも今一度振りかえり学習がてら目を通していってくださいね。

ある程度FXをしている人ならば、
自分なりのトレードスタイルが確立してくると思いますが、
中には行き当たりばったりの勝負ばかりを続けていて
一向に資産が増えないという人もいます。

そういう人はいろんな場面において
トレードにチャレンジしているのではないでしょうか?

いろんな場面とは・・・・
逆張りであったり、レンジブレイクを狙ったトレード、
押目買いや戻り売りといった場面です。

つまり、どんな動きに対しても常にエントリーを狙って、
結局は相場の波に飲み込まれて沈んでしまうという失敗を繰り返す結果、
なかなか勝ちに至らない、
勝ちより負け勝負が多いという結果になりがちです。

勝つためには、行き当たりばったりの勝負をするのではなく、
ここぞというチャンスを的確に狙ってものにするということです。

おすすめとする基本のトレードはやはり「押し目買いと戻り売り」です。
まずはこの二つのトレードの基本を押さえてから
次のステップに進んでみましょう。

「相場の器用貧乏」という格言をご存知ですか?
あれこれ手をだすと結局最後は
器用貧乏で終わってしまうという意味ですが、
相場(FX)においても同じ事が言えます。

広く浅く手をだすのではなく、
一定の分野に深く追い求めることが大切だということですね。
そこが全うできて初めて次のステップへ上がることができるというものです。
一つ一つの手法を着実に扱いこなしていって、自分のものにしていきましょう。

FXは全ての手法が扱えなくても、
一つの手法だけでも十分に利益を得ることができます。
また、その一つの手法が秀でていれば尚更、
ここぞという場面で思い切った勝負に挑めます。
一回のトレードで大きく儲けようと欲をだすことなく、
塵も積れば山となる精神でコツコツと成果を積み上げていきましょう。

そして、その積み上げた山を一瞬にして崩さないよう
リスク管理も徹底することが大切です。

2013年4月30日火曜日

サキのFXマインド 「名格言集~パート8~」

「名格言集~パート8~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

毎週恒例の名格言集パート8です。
皆さんも一度は耳にした事がある格言を通じて、相場のパターンを知る手がかり、
成功者達は何を考え、どうやって成功したのかを格言を学んで行きましょう^^。


 「一つの篭に全ての卵を盛ってはならない」

さて、この言葉は先日、リスク管理についての記事にて少し出した格言です。
ですので、もう皆さんこの格言の意味はお分かり頂けていることと思います^^!

この格言は一つのポジションに固まるのではなく、
リスクを分散させるべくポジションも分散させろといったものです。

一つの篭に卵をすべて盛っていて、もし落としてしまった場合、
その篭の卵は全部割れてしまいます。

しかし、複数の篭に分けて入れておけば、
一つの篭を落としても他の卵は壊れることなく無事ですよね。
この格言でいう卵はポジション=お金のことを意味します。

ポジションを分散させることによってリスクも軽減されることにつながります。
勿論、勝ち方向に進んだ場合、

取れる利益は一つのポジションをもった場合に比べて減る結果となりますが、
これは結果論でしかありません。

いつおこるかもしれない、
不測の事態に備えてのリスク管理は絶対に投資をする上で必要にものなのです。

 「迷うは不利のもと」
勝負において迷いは禁物です。
迷うぐらいなら最初から手を出さずに静観するほうが良いといいます。

ここだ!という時に思い切って勝負できるときこそが、勝ちに繋がることが多いです。
迷いは敗北の始まりと思って、躊躇する相場の手出しは控えましょう。
休むも相場です。

2013年4月25日木曜日

サキのFxマインド -投資の心得 その4-

「投資の心得 その4」


投資する上での心構えや基本について簡単にお話していきたいと思います。

FXは比較的誰でも簡単に始められる投資であり、
いくつかある投資の中でも比較的庶民的であり、敷居の低い投資だといえます。
が、しかしリスク管理一つで大損してしまう可能性のある怖いものでもあります。

幸運と不運は常に背中合わせということです。
どんなに気軽に始められる投資であっても、
絶対に怠ってはならないものが「リスク管理」です。

ではリスク管理とは一体何?その4です。

今回のリスク管理とはコレ。

「客観視すること」

投資において、冷静な対応は必須ですよね。
勝ったときは嬉しい、負けたときは悔しいという感情は
プロのトレーダーであっても当然あります。
ただ、ここで大切なのはその感情に流されないということです。

素人は、負けたら負けを取り戻そうと必死になり、
その結果焦りを招いて冷静な判断が出来なくなってしまいます。
勝ったときも同様に、勝ったことで「自分はできる人間だ!」といい気になって
無茶な勝負に出がちで、その結果大損を招いてしまうということになりかねません。

つまり、冷静な判断が常にできる姿勢が大事であり、
自分を客観視することが大切です。

自分のことになると、右も左もわからなくなるけど、
他人のことならよくわかるということがありませんか?

これは他人ゆえ、
人事という物の見方が出来るために冷静な判断が出来るからです。

これを自分に置き換えて自分自身を客観視していけば
冷静な判断が出来るということです。

以上、4回に分けてリスク管理についてお話しましたが、いかがでしたか?
リスク管理は投資において必ず必要なものであり、
これが徹底できない人は相場からの退場を必ず強いられることになります。

大事な資産を守るため、相場から撤退を強いられないためにも
リスク管理は怠らないようにしましょうね。

2013年4月24日水曜日

サキのFxマインド -投資の心得 その3-

「投資の心得 その3」

では今日も投資する上での心構えや基本について
簡単にお話していきたいと思います。

FXは比較的誰でも簡単に始められる投資であり、
いくつかある投資の中でも比較的庶民的であり、敷居の低い投資だといえます。
が、しかしリスク管理一つで大損してしまう可能性のある怖いものでもあります。
幸運と不運は常に背中合わせということです。
どんなに気軽に始められる投資であっても、
絶対に怠ってはならないものが「リスク管理」です。

ではリスク管理とは一体何?その3です。

常にリスク管理を意識していれば、負けても大損こそしないはずです。
では、今回のリスク管理とはコレ。

「ストップロスの設定」

皆さんは成行注文でポジションを持ったあと、どうしていますか?
ゴルスパはもともとスキャルとは行かなくとも
比較的ポジションをもってから決済までの保有時間はそれほど長いわけではなく、
デイトレードの範疇で行えるものです。
ですので、エントリーしたあとはそのままチャートにかじりついて
相場の流れを見ながら決済のタイミングを計るという人が多いかもしれません。

勿論、チャートから離れないでエントリーから決済まで見守るのであれば、
イザというときの大変動に対応できるかもしれません・・・・。

しかし、これは仮定の話しであり、
実際荒れ相場になったときにはスプレッドの幅が極端に広がり、
スリッページを起こす場合、
約定しようにも操作不能に陥って不本意な損失を出してしまう場合もあります。

正直、手を出そうにも出せない状況になってしまうということはよくあることです。

そこで是非リスク管理としてやっておいて欲しいのが
「ストップロスの設定」です。

ストップロスとは・・・・
相場が不利な方向へ進んだ場合に大きな損失を未然に防止する目的で、
エントリー後に損ギリのラインを設定しておくことです。

とかく、日本人は損切りを嫌う傾向にあります。
少し様子をみたら戻るかも・・・
なんて甘い期待を抱いてしまいがちですが、
現実は思い通りには行かないものです。
むしろ、潔い損切りが出来てこそ利益が出せる投資家となるものです。
損失は最小限に抑えれば後からいくらでも取り戻せます。
大きな損失をだして相場からの退場を強いられないためにも
徹底したリスク管理のもと、投資を行いましょう。

ストップロスの設定はもしものための保険と言う気持ちで!!

2013年4月22日月曜日

サキのFxマインド - 投資の心得 その2 -

投資の心得 その2


では今日も投資する上での心構えや基本について簡単にお話していきたいと思います。

FXは比較的誰でも簡単に始められる投資であり、
いくつかある投資の中でも比較的庶民的であり、敷居の低い投資だといえます。
が、しかしリスク管理一つで大損してしまう可能性のある怖いものでもあります。
幸運と不運は常に背中合わせということです。
どんなに気軽に始められる投資であっても、絶対に怠ってはならないものが
「リスク管理」です。
これからもこのリクス管理と言う言葉は耳が痛くなるほど言っていきますね(笑)

ではリスク管理とは一体何?

リスク管理について数回に分けてお話ししていきますね。
常にリスク管理を意識していれば、負けても大損こそしないはずです。
では、今回のリスク管理とはコレ。

「ポジションの分散」

投資格言の中でもリスク管理の方法としてポジションの分散を
教えるものがありますがご存知ですか?
「一つの籠に全ての卵を盛ってはならない」というものです。
この格言については、また格言のコーナーで紹介しますね。

リスク管理の方法として、このポジションの分散は基本的な方法でもあります。
分散には大きくわけて二つの種類の分散があります。
それは「時間の分散」と「取引通貨の分散」です。

まずは「時間の分散」について
例えばドル円で取引をするとします。
取引可能な通貨が3万通貨と仮定した場合、
まず初めに1万通過でエントリーし、その後時間をずらして
また1万通貨エントリーするといった具合に、
取引を分散させることでリスクが軽減できるというものです。
これに合わせてトレーリングストップなどを使うことで
資産を効率よく増やしていくことも可能となります。

つぎに「取引通貨の分散」
ドル円でのエントリー、ユーロドルのエントリー、
ポンド円のエントリーといった具合に取引通過を分けて
ポジションを分散させるといった方法です。
通貨ペアによって動きもことなってくるため、
一つの通貨だけで取引していくよりはリスクも小さくなると言います。

取引通貨の分散では、同じFX口座に限らず、
口座を複数に分けて資産事態を分散させるという方法もリスク管理の一つです。

面倒に思える作業かもしれませんが、資産を守るこは投資をする上で
大切なことであり、大事な資産を生かすも殺すも自分の管理能力次第ということです。

2013年4月20日土曜日

サキのFxマインド -投資の心得-

「投資の心得」

今日は投資する上での心構えや基本について簡単にお話していきたいと思います。

FXは比較的誰でも簡単に始められる投資であり、
いくつかある投資の中でも比較的庶民的であり、敷居の低い投資だといえます。
が、しかしリスク管理一つで大損してしまう可能性のある怖いものでもあります。
幸運と不運は常に背中合わせということです。
どんなに気軽に始められる投資であっても、
絶対に怠ってはならないものが「リスク管理」です。
これは耳が痛くなるほど言っている言葉ですよね。
そう、リスク管理ができて初めて勝者になれるのです!

ではリスク管理とは一体何?
リスク管理について数回に分けてお話ししていきますね。
以前にも少しお話ししたことがあると思いますが覚えていますか?
このリスク管理については、これからもたびたびお伝えしていきます。
常にこのことを意識していれば、負けても大損こそしないはずです。
では、今回のリスク管理とはコレ。

「命の金には手をださない」ということ。
これはとても大切なことでもあり、以前格言でもお伝えしたと思います。
投資は生活するためのお金を使ってまでするものではありません。
生活とは切り離した余剰金で行いましょう。
これができなければ、単にギャンブル性をもった投資に陥りがちですし、
冷静な判断を欠く結果となってしまいます。
冷静な判断ができないことで更なる損失を招き
大損に繋がる可能性があるということですね。
サラリーマンなら小遣いの範囲、
主婦ならばへそくりの範囲内で投資を楽しむことです。
そして小さな資産が大きく膨らめば投資に使える資産も増えていきますよね。
その逆に負けても、
差しさわりのない資産内であれば生活に困ることはまずありません。
FXは1000通貨からの取引が可能な口座もいくつかあります。
レバレッジが25倍に規制されても1000通貨単位からの取引を始めれば
少額の資産であっても十分FXは楽しめます。

塵も積れば、山となるという気持ちで
長い目でみて利益を積み上げていきましょう。
余剰資産がなくなっても絶対に命の金には手を出さないこと!です。

2013年4月18日木曜日

サキのFxマインド - 名格言集~パート7-

サキのFxマインド - 名格言集~パート7-

「名格言集~パート7~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

毎週恒例の名格言集パート7です。
皆さんも一度は耳にした事がある格言を通じて、
相場のパターンを知る手がかり、成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言で学んで行きましょう^^。

「我れ事において後悔せず」

これは有名な宮本武蔵の言葉です。
投資だけでなく、広い意味でも使われる言葉ですよね。
真剣勝負に挑んだとき、
結果それが負けに繋がったとしても決して後悔するなという教えです。
投資に当てはめると、自分で決めて仕掛けた勝負に対し、
それが損失を出したとしても後悔のない勝負をしていけということでしょうか。
エントリーしたときも、
自分なりのルールに基づいて行われたものならば貫きとおすということです。
後にその前が糧となって成功へと繋がるものなのです。
たとえ負け勝負になっても自分にとっては無駄なものではないということですね。

「利食い金には休養を」

皆さん、大きく利益が取れたときや、勝ちトレードが続いたとき、
嬉しい気持ちになって気分が大きくなったりはしませんか?
もしくは、「自分は勝てる人間!」などと勘違いしていませんか?
嬉しい気持ちはわかりますが、ここで冷静に相場と向き合える姿勢が大切です。
勝っても負けても常に冷静な判断が出来るような強いメンタルが
投資においてはとても重要なものとなります。
この格言は大きく儲かったあとはなぜかその後、
大きく損をするものだと説いたものです。
これは勝ったことで気が大きくなり、
その後の勝負が手荒になってくることを意味しています。
そうなるまえに、勝ったあとは一度冷静になれと教えてくれています。

2013年4月15日月曜日

サキのFxマインド - 各市場にみられる特徴 その3 -

「各市場にみられる特徴 その3」

前回は午後の市場の特徴についてお話しました。
今回は夕方から深夜、早朝にかけての市場の特徴についてお話ししていきます。

夕方になると東京市場も完全に終わり、海外勢の動きが本格化しはじめます。

15時過ぎから動きが出はじめますが、
18、19時ごろになると一旦相場に落ち着きが見られます。
ちょうど欧州市場がお昼休みに入っていることも影響しているようですね。

また、21時頃からのNY勢の早起き組みの参入待ちといった様子が市場に漂います。

NY勢が参加してくると、米国関連の金融を重視した動きになる傾向があり、
前日のNY市場の流れを引き継ぐことも多々あります。

22時から23時ごろになるとNY株式市場が開場し、市場が再び活発化しはじめます。

この時間帯は乱降下しやすく、値動きのスピードも速い、
値幅が広いという特徴があります。

24時のロンドンフィッキングに向け、
トレンドが発生しやすい時間帯とも言われています。

24時を過ぎてロンドン市場が終了するころ、NY市場は昼休みということもあって、
NY市場後半に差し掛かると動きが鈍化します。
時に大きなニュースや要人発言の影響を受けて大きく動くこともあり、
朝チャートをみて驚かされることも多々あります。

早朝4、5時あたりは、商い薄で、
小刻みで横ばいの動きを見せることが多いですね。

24時間のうちで一番動かない、面白みの無い時間帯かもしれません。

市場の時間帯別の流れのお話しいかがでしたか?
FXをやっていれば、うんうんと頷ける内容だったと思います。
先日も伝えたように市場は時間帯である程度パターン化された動きを見せます。

時間帯の特徴をトレードに上手く活かす工夫をして、
自分なりのエントリーポイントを探すのも面白いと思います。

楽しんで投資ができれば、
心も和やかに、落ち着いたトレードが出来るようなるはずです。

2013年4月12日金曜日

サキのFxマインド - 各市場にみられる特徴 その2 -

各市場にみられる特徴 その2


前回は午前中の市場の特徴についてお話ししましたね!
今回は昼から夕方にかけての市場の特徴についてお話ししていきます。

正午の12時以降の東京市場は
午前が仲値、前場といわれるように、後場と言われます。

東京市場前場から後場に切り替わるときはちょうど昼時でもあり、
市場の動きも閑散とする傾向にあります。
時に、後場開始直後に動く場合もありますが、
トレンドの発生は殆どありません。

13時になると、今度はバーレーン市場が開場され、
14時にはフランクフルト市場の
開場により値動きが少し活発になります。

また、同時にアジア市場でフィッキングの動きが出始めます。
傾向として欧州通貨を中心にした動きが見られるといいます。

15時になると東京株式市場が終了し、
欧州の早起き組みが参入し始めます。
15時当りから一段と動きが活発化してくる傾向は、
FXをやっているひとならよくご存知ですよね?

欧州組みの特徴としては、
とりあえず開始現在のトレンドの流れにのり、
高値や安値を更新した時点で
今度は逆方向に狙ってくるという特徴があります。

16時を過ぎたころにはフランス株式市場、
イギリス、ドイツの株式市場も開場し、
ますます為替市場も活発化しはじめます。

17時から18時にかけては株取引は一旦落ち着くものの、
要人発言や指標発表が多く、
この時間帯からトレンドが発生したような動きなることが多いです。

ここまでが一応の午後の市場の流れになります。
いかがですか?
市場には時間帯である程度パターン化された動きを見せます。
それが上下どちらに振れるのかはわかりませんが、
トレードをするのに、面白い時間帯というのも
こいった市場の特徴を把握することで掴めてくると思います!

2013年4月10日水曜日

サキのFxマインド - 各市場にみられる特徴-

「各市場にみられる特徴」

日本人である私たちが主に取引を行う市場は、
東京市場、ロンドン市場、NY市場という認識があると思いますが、
この3つの市場の間で、NZ市場や
シドニー、バーレーン、フランクフルト市場などが絡んでいます。

複数の市場が重なりあって相場をつくっているということですね。

では今日はその中でも東京時間でいう午前中に開催される市場について
少しお話していきたいと思います。

NY市場が終了される午前5時~6時ごろの時間帯は
FX参加者が一番少ない時間帯とも言われており、
実際の値動きも小幅で横ばいになっていることが多いです。
ときにこの時間帯を狙って仕掛けてくることもありますね。

NY市場が終了すると、今度はNZ市場、オセアニア市場が開場されます。
また、ほぼ同じ時間帯にアジア勢の早起き組が参入し始める頃でもあり、
動きが少しずつ出始めます。

最近、オセアニア市場でドル円が大きく動く日がありますよね。
東京市場開始前のこの時間帯は、
ある一定の法則のような動きが見られる時間帯ともトレーダーの間で言われており、
東京開始前のこの時間帯を狙ってトレードを仕掛ける投資家もいるほどです。
NY市場でトレンドが発生している場合など、その動きを引き継ぐこともあります。
持ち合い相場においてはレンジブレイクをする場合もあり、
またこの時間帯のレンジ上下限が東京市場において有効であるとも言われています。

シドニー市場に続いて、東京市場が開始されます。
東京市場の特徴は前日のNY市場の株価動向を意識した動きが多いことが特徴です。
東京仲値といわれる10時頃までは買われる傾向にありますが、
それ以降になると値戻しの動きが見られたり、
値動きの幅が狭く商いが乏しくなりつつあります。

これがひとまず朝から昼までの午前中の市場の動きの特徴となります!
必ずしもこうだ!というものではありませんが、
一般的な傾向として挙げられる事例です。
トレードの参考に役立てましょう。

では次回は、午後から夕方にかけての市場の特徴についてお話しする予定です。

2013年4月7日日曜日

サキのFxマインド - 名格言集~パート6~ -

「名格言集~パート6~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

毎週恒例の名格言集パート6です。
皆さんも一度は耳にした事がある格言を通じて、
相場のパターンを知る手がかり、成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを学んで行きましょう^^。

「相場は値よりも日数」

これは相場の動きのパターンを表す格言です。
よく値頃感で動きを予測するトレーダーもいますが、
値段よりも日柄でみるものだと説いています。
一般的なパターンとして、上昇よりも下降のスピードは速いといいます。
また、天井3日、底百日などという言葉もありますよね。
このことから上昇しても高値圏にいる期間より、
安値圏にいる期間が長い傾向にあるようです。
ま、一概には言えないので必ずこうだ!という物ではありませんが、
統計的な話です。
相場を見るうえで、値幅よりも日数を重視しておくことが大切だということですね。

「保合い相場の対応で天国にも地獄にもなる」

保合い相場、つまりレンジ相場は動きがある程度読めるだけに、
トレードしやすい状況でもあります。
が、いつレンジブレイクするかわからないため、
リスク管理を徹底しておく必要があります。
よく保合いは大相場の前兆とか、下げの前兆といった言葉も耳にしますが、
上がるか下がるかは1/2の確立です。
また、上昇後の保合いなのか、下落後の保合いなのかでも状況は変わります。
過去には大底といわれていたにも関わらず、
その後さらに下放れしたケースもあります。
あまり市場の言葉には耳をかさず、日々の動向を見続けることが大切です。

2013年4月4日木曜日

サキのFxマインド - 名格言集~パート5~ -

「名格言集~パート5~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

このシリーズも第5段目となりました。
まだまだ有名な格言は沢山ありますので
今後もどんどんとご紹介していきますね!
では皆さんも一度は耳にした事がある格言を通じて、
相場のパターンを知る手がかり、
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を学んで行きましょう^^。
名格言パート5です。


「損して休むは上の上」

FXや株などの投資はギャンブル的要素も否めなませんが
これもすべてやり方次第と言えます。
連敗すると、ついつい損失を取り戻そうと
躍起になり無謀な賭けに陥りがちです。
その結果、冷静な判断ができないため
さらに痛手を負うという悪循環に陥る事が多いですよね。
この格言はそうした失敗を招かないために、
損失を出したあとはまず休むこと。
たまには休んで相場を見守る、
頭を冷やすための期間は必要だということを説いています。
しかし休むといっても相場から完全に退くというわけではなく、
ただトレードを控えるということです。
トレードに戻ったときに相場の流れを把握しておくためにも
日々の動きを見続けることは大切です。
その他、相場に影響するニュースなどの情報も
休んでいる間でもチェックしておきましょう。
相場を離れることと休むことは違いますからね!


「飛びつく魚は釣られる」

実に単純明解な格言ですね。
ここぞというチャンスに出遅れて、
焦ってエントリーしては失敗のもとだということです。
チャンスに出遅れたときは、
一旦そのトレードは見送って
次のチャンスを待つ心の余裕がトレードにおいて必要です。
自分ではチャンスに乗れたつもりでも、
エントリーしたところが天井(底)だったなんてことはざらにあります。
無駄な負けを増やさないためにも
エントリーは慎重かつ冷静に行っていきましょうね。

2013年4月1日月曜日

サキのFXマインド -自動売買について-

「自動売買について」

さて、今日は自動売買について簡単に、お話していきていたいと思います。

自動売買とは、プログラムを組み込むことで自動でトレードのタイミングを検知し、
エントリーから決済までを行うシステムのことです。

皆様一度はこの自動売買について興味をもったことがあるのではないでしょうか?

自動売買ソフトは有料のものから無料のソフトまで多種様々存在します。
有料の場合でもピンからキリまでありますが、
値段の高さと勝率が比例するものでもありません。
無料であっても優秀なソフトもあれば、
高額でも散々なソフトもあるということです。

自動売買ソフトはMT4に組み込ませて24時間稼動させるタイプが多いです。
MT4をシャットダウンしてしまうと、
決済のタイミングを逃してしまうかもしれないからです。
そのため、自動売買ソフトを利用しているトレーダーは
VPSなどの仮想サーバー等を使い
自分のPCとは別の端末で自動売買ソフトを稼動し続けています。

VPSも当然完璧ではなく、
突然のシャットダウンやサーバーエラーを起こすこともあるため、
完全に放置しておけば良いというわけでもありません。
知らない間にMT4がシャットダウンし、
大損失を被ったなんてことはザラにあります。

では気になる自動売買ソフトの勝率はどの程度なのか?
これは一概には言えないのが正直なところです。
コツコツと小さな利益を積み上げていっても、たった一度のトレードで、
大きく損失を出してしまうような自動売買ソフトはゴロゴロあります。

詳しくはお伝えできませんが、売られてる自動売買を購入したら、
口座が破たんしたなんて話は決して少なくありません。

もしどうしても自動売買を使用する場合はご自身に知識を増やしてください。

例えば、
こういう場合は 自動売買を止めた方がよい。
あまりにもトレンドと違うポジションは、
手動で決済するといった事が自己判断できる事は非常に大事です。

いざという時自身でメンテナンスが出来なければ
大事な資金を荒海に放り込むことになりますので、
他力本願な気持ちだけで利用するのはやめましょう。。

2013年3月30日土曜日

サキのFXマインド -FXと株との違い-

「FXと株との違い」

ではFXと株取引との比較をしたいと思います。

比較することでFXが庶民にとって、
どれだけ身近で気軽にできる投資であるかがお分かりいただけると思います。

外国為替証拠金取引(FX)▼
投資に必要な最低資金:だいたい50万円~
取引手数料:有料
取引方法:買いからのみ
時間帯:9時~15時

株式▼
投資に必要な最低資金:5万円~(国内の場合)
取引手数料:無料のところが多い
取引方法:買い、
売りどちらでも可時間帯:24時間
まず、FXと株を比べただけでもこれだけの違いがあります。
初期投資に必要な金額がまったく違いますよね。
FXはサラリーマンのお小遣いでも出来る投資と言われています。

海外口座ならばもっと少額の証拠金から始めることも十分可能です。
また、株は買いのみの取引になるため、
値下がりすれば即損失につながります。
ですがFXは売りからでも入れるため、
どちらに動いても利益を得るチャンスが
得られるというのが最大の強みではないでしょうか。

また、最近は株よりも敷居が低い、
日経225とう投資を始める人も増えてきました。
日経225というのは、225銘柄の日経平均株価の
指数の動向を予想して売買するものです。
日経225もFX同様に売り買いどちらからでも
始めることができます。

証拠金は日経225先物の場合、証拠金の変動が毎週ありますが、
だいたい65万円が目安といいます。

こうなると少し敷居が高く感じますが、
日経225miniの場合、必要な証拠金は1/10程度なので
10万円未満で取引を開始することができ、
FX同様に気軽で出来る投資の部類に入るかもしれませんね。

2013年3月29日金曜日

サキのFxマインド -相場で生き残るために-


「相場で生き残るために」

今回は、相場からの撤退を強いられないためにすべきことをお話しようと思います。

相場からの撤退・・・つまり資産を失ってしまうということですよね。
そうならないためにも、トレードにおいて大切な心得を・・・・

まずただ闇雲に勝ちたい一心でトレードするのではなく、
ある程度の目標を立てるということです。

例えば、今週はこれだけの利益を目標にしよう。
次は月間トータルでこれだけにしよう。
など、理にかなった目標設定をしておきます。
目標を立てるか立てないかでも、随分と違ってきます。

そしてトレードのルールを確定しておく。

自分なりに損切りや決済時のおけるルールを設定し、
それに従って淡々とトレードできる精神力を養うことです。
相場の動きや、周りの声で気持ちが左右されていては
トレードに真剣に向き合うことは難しいです。
いつまでも勝ったときの喜びで有頂天になってトレードしていても
いい気になるだけで冷静な判断に欠けます。
逆にいつまでも負けた時のことを思って尾を引いていても
判断力の欠如につながり、ずるずると決済(損切り)できなくて、
更なる損失を生んでしまうという結果に繋がりかねません。
自分のトレードスタイルの確立はとても大切なポイントとなります。

ゴルスパのルールに従ってトレードすることも、これに繋がります。
裁量判断を入れすぎていても、
結局ルールとは何なのか?となってしまいますよね。

そして、一番大事なリスク管理の徹底。

無謀なトレードはしないことです。
重要指標や要人発言を狙ったトレードは
いちかばちかの賭け的なトレードになりがちです。
たった一度の失敗で相場から撤退を強いられないために、
リスク管理は徹底しておかなければなりませんし、
無謀なトレードは避けるべきです。

ある程度方向性を見定めた上で、トレンドにのっていく。
これが一番堅実なトレードスタイルではないでしょうか。

2013年3月26日火曜日

サキのFxマインド - 相場への影響が大きい指標 その4 -

「相場への影響が大きい指標 その4」

では今回は相場に影響を与える指標についてのお話、第四回目です。

今回もアメリカの指標ついてのお話です。
今後のトレードの参考にしていきましょう!


◆消費者信頼感指数

消費者信頼感指数とは、5000人の消費者に対して雇用状況、
景況感などについてのアンケート調査結果による指数です。
為替相場だけでなく株式市場にも非常に大きな影響を与える指数の一つで
注目度の高いものです。
消費者信頼感指数は日本でいう景気ウォッチャー調査に近いものだそうで、
景気に対する先行指標として注目されています。

~類似指標~
◇消費者物価指数

現在の物価を示す指数(CPI)のことで、
この消費者物価指数によりインフレ、デフレの判断ができます。
またFRB(中央銀行)の金利政策を行う上でも重要な指標とされています。


◆耐久財受注

製造業における出荷・在庫・受注・残高を示す統計で
製造業の景気動向を知る上では重要な指標の一つと言われています。
この指標の指数が高いときはドル買い、
低いときはドル売りといった動きが見られると言われています。

◆貿易収支

輸出額から輸入額を差し引いた額で、各国の貿易収支があるなか、
貿易赤字国として有名なアメリカの貿易収支が一番注目されています。
アメリカの貿易赤字が予想より大きかった場合に、
ドル売りの現象が起こることが多いとされています。


指標の結果によって相場の流れがある程度読める指標もいくつかあります。
これを知っておくだけでも今後の取引に活かせるのではないでしょうか?
とはいえ、絶対はありませんから注意してくださいね。

2013年3月25日月曜日

サキのFxマインド -相場への影響が大きい指標 その3-

「相場への影響が大きい指標 その3」

では今回は相場に影響を与える指標についてのお話、第三回目です。

前回は米雇用統計についてお話しましたね。
今回は、これ以外に相場への影響力が大きい指標をご紹介します。
今後のトレードに活かしてくださいね!


◆ISM景況指数

これはアメリカの景気を表す指標の1つで
アンケート調査による結果を発表するものです。
生産・受注・在庫・雇用など製造業(非製造業)の購買役員担当に対し、
前月と比較して良いか悪いかのアンケートをとった統計です。
指数が50を上回れば好況、下回れば不況と判断され、
市場の注目度が高い指標です。
このISM景況指数でアメリカの景気判断ができ、
結果が為替レートに大きな影響を与えます。
とくに、非製造業よりも製造業の景況指数が重要視されています。

これと並んで同じく注目度の高い景況指数に
「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」というものがあります。
ペンシルバニア、ニュージャージー、デラウェアの
3つの州を直轄地域とする連邦銀行がフィラデルフィア連銀であり、
この州の製造業景気指数を表しています。


◆新築住宅販売件数

毎月24日~月末に発表される、
アメリカにおける新築の住宅がどれだけ売れたかを表した指標です。
住宅と景気は密接な関係があり、
この新築住宅販売件数が景気動向を見るうえで
非常に重要なものという認識があります。
そのため市場の注目度も高く、相場への影響も大きい指標のひとつです。
また同時に発表される中古住宅販売件数という指標もありますが、
注目度で言えば新築住宅販売件数のほうが高いです。


~類似指標~
◇中古住宅販売件数

その名の通り、
過去1ヵ月間に販売された中古住宅の販売件数を発表するものです。
アメリカの住宅に関する経済指標のひとつで、
景気を判断する上での先行的な指標として注目度も高いものです。


◇住宅着工件数

毎月3週目に発表される、
公共住宅を除いて過去1ヶ月間に着手した住宅件数を表す指標です。
数値が高ければ住宅投資が活発であると判断でき、
個人消費動向を予測するための参考資料とされています。
家を建てれば、新しい家具や家電を新調したりする人も多く、
これが耐久財需要につながります。
これに関連して住宅着工件数の指標は注目が高いと言われています。


今回のこの4つの指標も雇用統計と同様にアメリカの景気動向を見るうえで、
大きな意味を持つ指標ということですね。

2013年3月24日日曜日

サキのFxマインド - 相場への影響が大きい指標 その2 -

「相場への影響が大きい指標 その2」

その1では相場への影響が大きい指標として「アメリカ雇用統計」について
お話しましたね。
今回は指標とは異なるものですが、同じく相場へ非常に大きな影響を与える
「為替介入」についてお話したいと思います。

まず「為替介入」は大きくわけて「単独介入」と「協調介入」とがあります。
細かく言えばこのほかにも覆面介入、口先介入、委託介入など
様々な介入の種類があります。
この介入に関してはまだ皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか?
2011年の8月と10月に介入があり、
3円以上も上昇するといった大規模なものでしたよね。
日本は過去最大規模である10兆円弱の介入額でした。

介入とは?
為替相場を安定させるための通貨の売買で、
日本では財務大臣の指示によって日銀が実行することとなっています。
単独介入・・・・・一つの国や地域が単独で実施する為替介入
協調介入・・・・・複数の国や地域が協議して、同時・連続的に行う為替介入

為替介入による効果は一時的な高騰・急落に留まることもあれば、
介入をきっかけにトレンド発生することもありますが、
いずれにせよ市場に警戒感を持たせるといった効果があります。

過度な相場の変動は介入警戒感が市場には漂いますが、
実際の介入はそう頻繁には行われません。

介入も事前に開始時刻を通告して行うわけではないので、
介入を狙ってのトレードも難しいですが、介入時は極端な動きとなり、
比較的特徴があるため、エントリーしやすく
利益を取りやすいタイミングともいえるかもしれません。

実際、前回の介入で大きく利益をとったトレーダーは多かったでしょう。
介入時は見ていても面白いぐらいの動きを見せます。
介入は指標時の相場の反応やリーマンショックなどといった
大きなニュースに反応する動きに比べて
一定の方向への動きが決まっている分、わかりやすいかもしれませんね。

前回の大規模な介入もむなしく、介入後一時的に円安に向いたものの、
再び円高へと押し戻されてしまいました。
現在は円安トレンドとなっていますが、
この円安は介入のよる効果ではないですよね。
皮肉にも為替介入はトレーダーにとっては
絶好の売買チャンスとの捉え方が大きいのかもしれませんね。

2013年3月22日金曜日

サキのFxマインド - 「相場への影響が大きい指標 その1」

相場への影響が大きい指標 その1

FXをする上で無視できないのがファンダメンタルズです。

勿論、テクニカル分析も相場の動きを読む上では非常に重要ですが、
トレンド転換のきっかけを与えるのは
ファンダメンタルズな部分である場合が多いです。

また、世界経済状況を読む上でファンダメンタルズは重要であり、
投資を行う上でも、きっても切れない関係だといえます。

しかし、すべての指標が相場に影響を及ぼすかといえば、
そういうわけでもありません。

と言うわけで、
相場への影響が大きい指標についてお話ししていきたいと思います。

最初にお話するのはこの指標です。

「アメリカ雇用統計」(非農業部門雇用者数)

これはアメリカの景気動向がわかる、きわめて重要な指標です。
経済力No.1を誇るアメリカは全世界にとっても注目の的でもあり、
及ぼす影響は多大です。

アメリカの雇用時計の指標前後になると相場は荒れ始める傾向があります。
またドル以外の様々な通貨の値動きが激しくなることもしばしば見られます。

アメリカの雇用統計が発表されるときは、合わせて失業率の発表も行われ、
こちらも関心の高い指標の一つです。

指標前後の動きを狙って利益を狙うトレーダーも多いですが、
慣れないトレーダーがうかつに手をだすと大損をする可能性は多いにあります。

大きく上昇したかと思うと、いきなり急落、その逆の動きもあり、
こういった指標前後の動きを読むことは難しいです。

またスリッページも起こしやすく、決済したくても約定しない、
エントリーできないといった現象も起こります。

指標時にはあえて危険な賭けにでるのではなく、
相場が落ち着くまで静観することも大切です。

思わずトレードしたくなる気持ちはわかりますが、
ある程度方向性が決まってからエントリーするほうが堅実でしょう。

サキのFxマインド -名格言集~パート4~-

「名格言集~パート4~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート4です。

 「仕掛けはたやすく、手仕舞いは難し」
 皆さん納得の格言ではなでしょうか。
文字通り、エントリーはなんのためらいもなく出来ても、
いざ決済となると心に迷いが生じませんか?
利益が出てれば「もうちょっとまてばもっと利益が取れるかも・・・・」。
逆に損失が出てれば「もうちょっと我慢すれば戻すかも」という
気の迷いは誰にでもあると思います。
しかし、この気の迷いがときに命取りに繋がります。
この潔い決済が出来る姿勢を養うことが
勝つトレードにおいて大切だということです。
強い精神力を養っていきましょう!


「相場の金と凧の糸は出しきるな」
 これは資金管理の重要性を説く格言です。
凧揚げに例えたもので、凧を揚げるとき、凧の糸を全部出し切って飛ばしていると、
コントロール不能の状態に陥ってしまうため、
凧の糸は出しきるなと忠告するものです。
相場における投資金も余裕をもって行えというものです。
一杯一杯、ポジションをもってしまうと、
あとは結果を待つのみとなってしまいます。
レバレッジを調整して余裕あるトレードをしていれば、
ある程度相場が変動しても持ちこたえることができます。
常に不測の事態に備えておく、
またここぞというチャンスにも対応できるだけの
余裕をもったトレードをしようという教えですね。

2013年3月20日水曜日

サキのFxマインド - 名格言集~パート3~ -

サキのFxマインド - 名格言集~パート3~ -

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート3です。


「見切り千両」

皆さんも経験していると思いますが、損失が出てしまっているとき、
損切りしようにもなかなかタイミングがつかめなかったり、
損失が確定することを恐れて決済を躊躇してしまうという経験はありませんか?
この格言は損失が出ているときは
あえてそのトレードには見切りをつけて損切り決済をすれば、
しいては大きな損失の防止に繋がるということを意味しています。
迷っているあいだにも損失額は増えていく場合があります。

勿論その逆で値が戻る可能性もありますが、先のことはわかりません。
なるべく損失を最小限に抑えることが勝つトレードの基本といえます。
つまりこれも大事なリスク管理の一つですね。
「しまった!」と思った時点ですぐに見切りをつけて決済しましょう!
多少の損失ならその後のトレードで取り戻すことは十分可能ですから。


「トレンドを友とせよ」

順張り、逆張りといった言葉を聞いたことがあると思いますが、
この格言は「順張り」でのトレードを推奨するものです。
逆張りトレードに比べて
流れにのった順張りでのトレードのほうが利益が得やすく、
またもっとも安全だと言われています。
ただし、トレンドが発生しているときに有効であり、
狭いレンジが続くボックス相場ではトレンドが出ていないため、
反発を狙った逆張りトレードが有利と言われています。
つまり、相場の動きに合わせてトレードスタイルを選択することが大切ですが、
トレンドが発生したときは、
反発、反落を狙った逆張りトレードをするのではなく、
トレンドを友にして流れにのったトレードをしましょうというものです。

ただし、トレンドもいつまでも続くものではありません、
時に天底を掴む可能性もあります。
ストップやリミットを入れてもしものときの損失は最小限に抑え、
利益はしっかり掴んでいきましょう。

2013年3月15日金曜日

FXをはじめよう!- 注文方法の種類 -

「注文方法の種類」

さて、今回はFXで利用できる注文方法についてのお話です。
 いくつかの注文方法がありますが、しっかりと活用していますか?

 「成行注文」
 これはおそらく皆さんが一般的に利用している注文方法だと思います。
 現在のレートをみて、いまだと思ったときに売買するというものです。
 成行注文において注意しておきたいことが「スリッページ」という現象です。

スリッページというのは、この値段だ!と思って注文しても
実際には少しずれた価格で注文してしまっている状態のことです。
 決済の場合も同じです。
 つまり、注文から取引成立までのわずかな時間に
為替レートが変動してしまうことでズレが生じる場合があるということです。
 とくに、重要指標前後、要人発言前後など
マーケットを動かすほどの影響力のある出来事の前後に起きやすい現象です。
 最近は、この現象がおき難いように
配慮しているような業者も増えているようですね。

「指値注文」
 指値注文(さしねちゅうもん)とは、
成行とは違って予め指定した値段に達したときに、
 売買の注文が実行される方法です。
 現在の価格から下がったところで買う、
逆に上げた所で売るといった具合に自分で売買レートを
 設定しておきます。
 設定した値段に達しない場合、売買が不成立になることもあります。

また注文時間の設定も行えるので、
1日中に注文が成立しなかったら注文そのものを取り消すといったこともできます。

 「逆指値注文」
 指値注文が有利な状態でトレードを行う方法ですが、
逆指値注文はその逆で、
現在の状況より不利な相場で取引を行いたい場合に利用する注文方法です。
 だからといって損失を出しやすいというわけではありません。
 逆指値はトレンドにのったトレード方法といえば分かりやすいでしょうか?

「ストップオーダー」
 ストップオーダーとは、現在保有しているポジションが
思惑とは反対方向へ動いてしまった場合に、損失を一定額に抑えるためのものです。
 リスク管理の一つですね。
 注文を出した時点で、予め損切りのポイントを決めておいて、
ストップオーダーを出しておけば、損失は少なくてすみます。
 皆さん、しっかりと活用していきましょう!

「リミットオーダー」
 ストップが損切りなら、リミットは利確のための注文方法です。
 ここまで動いたら決済して利益確定する!といったものです。
 もしかしたらもっと利益が取れたかも、という場合もよくあることですが、
 相場はいつ反転するか誰にも分かりません。
 「たら・れば」の話になってくるため、
確実に利益を積み上げるためにはリミットオーダーで
 堅実に利益確定していくことも大切だと言えます。

2013年3月14日木曜日

FXをはじめよう -スプレッドについて-

スプレッドについて

今日は知っているようで意外に知らないスプレッドの仕組みについて
お話ししようと思います。
FXでかかるコストは2種類あって、
1つは売買時に発生する為替手数料がありますが、
これは最近の業者は殆ど無料になっていますよね。
あったとしてもFXの為替手数料は他の金融商品に比べて安価になっています。
ではFX業者は何で会社の儲けを取っているのかと言えば、
もう一つのコストであるスプレッドです。

FXを始めた際、為替レートが二つの値になっていることに
不思議は感じませんでしたか?

売りと買い、もしくはビッドとアスクで値段が違っています。
これは2ウェイプライスと呼ばれるもので、
売りと買いの値段を同時に提示されています。
つまり、売りと買いでエントリー時のレートが違うのです。

この違いがスプレッドと呼ばれ、
もう一つのコストであり、業者の儲けになるわけです。
為替手数料を取らないかわりにスプレッドの幅を
大きくしている業者もあります。

スプレッドはFXをしていれば分かると思いますが、
通過によってスプレッドの幅は異なります。
スプレッドの幅は取引量に比例するともいわれますが、
比較的人気のポンド円はスプレッドの幅が広いことでも有名です。
しかし、ポンド円は値動きが大きい通過ペアのため、
多少スプレッドが広くてもすぐに幅を埋めることが出来るのも特徴です。

最近は期間限定でドル円のスプレッドを0にしたり、
0.1銭に設定したりと、顧客獲得のため
FX業者も必死です。

ただ、一時的なスプレッドの魅力に負けないで、
トール的なスプレッド幅を見て業者を決めることが大切です。

また、スプレッドは常に一定とは限りません。
重要な指標や要人発言で相場が荒れた時、
一時的にスプレッドが大幅に変動する場合があります。

あなたの業者選びの基本は何ですか?
スプレッドも大切な業者選びのポイントの一つですよね。

2013年3月9日土曜日

サキのFxマインド -名格言集~パート2~-

名格言集~パート2~

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート2です。

「売るべし買うべし休むべし」

売るはショート、買うはロングをあわらしますが、
この格言でもっとも大事な言葉は最後の部分の“休むべし”と言う言葉です。

トレードが楽しくなってくると、
ついついポジションを取らずにはいられない衝動にかられることもあると思います。
ですが、いくら24時間いつでも取引できるFXであっても
勝つためにはそれなりにエントリーのタイミングが重要になってきますよね。
近視眼的にならないよう、エントリーのタイミングを見計らう必要があります。
無理なタイミングでのトレードはさけ、チャンスがないときは黙って静観する。
こういったことも大切だということを表現した格言です。


「鬼より怖い一文新値」

一文というのは、ここでは一円のことを言います。
新値とは過去の高値や安値を更新した値のことです。
過去の値よりわずか一円でも抜ければ新値となりますが、
気をつけてないといけないのはここからです。

例えば、一円(ここでの一円は単なる例えであって、
わずかに値を更新した状態)抜けたことでレンジブレイクと判断した場合に、
その動きの方向へエントリーしようとしますよね。
ですが、抜けたからといってすぐにエントリーするのではなく、
ある程度方向性を見極めた上でエントリーする必要があります。
怖いのはエントリー後に動きが反転してしまうことです。
そうなれば例えば単にダブルトップを形成する形となり、
反転した方向へ圧力が強まってしまい、損切りとなるケースがあります。
この動きを例えて鬼より怖い一文新値と言われています。

2013年3月5日火曜日

FXをはじめよう! - 「持ち合いチャートパターン」


「持ち合いチャートパターン」


今日は持ち合いチャートパターンの説明をします。

『ダブルトップ』

ダブルトップとは毛抜き天井とも言われているチャートパターンです。
二つの高値との間に安値が一つあり、M字に似たチャート形状になっています。
天井圏で出現するもので、相場の天井をあらわしたものです。

ちなみに二つの高値はほぼ同じ値であるか、
一つ目の高値より二つ目の高値のほうが低い状態であることです。
これにより、一つ目の高値を超えていないということで、
上昇力が弱まりつつあり、相場の変化を表します。
ダブルトップを売買のサインとして利用する場合のエントリーのタイミングは、
二つめの高値をつけた後に、間にある一つの安値を下抜けた時が
ショートエントリーのサインとなります。

決済のタイミングは、二つの高値を結んだラインと、
一つの安値を基本にしたネックラインを結んだ値幅と
同じ値幅まで下げてきた所が目安と考えます。


『ダブルボトム』

ダブルボトムはダブルトップとは逆で毛抜き底と言われており、
相場の底を表すチャートパターンです。
ダブルトップとは反対の形状になることでWに似たチャートになります。

二つの安値と一つの高値で形成されています。
二つの安値はほぼ同じ値であるか、
一つめの安値を二つ目の安値が更新できていない状態であることです。
ダブルボトムを売買サインとして利用する場合のエントリーのタイミングは
安値の間にある一つの高値を上抜けた時がロングエントリーのサインとなります。
決済のタイミングもダブルトップと同様の考え方となります。

2013年3月4日月曜日

FXをはじめよう! -ロスカットとマージンコール-

ロスカットとマージンコール

今回は「マージンコール」「ロスカット」について説明したいと思います。

FXをある程度しているトレーダーなら、
悲しくも一度は経験したことがあるかもしれませんね。

まず、マージンコールとは・・・・
有効残高がある一定の基準以下になると
口座に追加の入金をしてくだいと警告するものをいいます。

そしてロスカットとは・・・
マージンコール以後も口座へ追加入金がされず、
更に損失が大きくなり、さらに次の一定基準を
割り込んだときに自動で強制決済されてしまい、
取引を終了させることを言います。

FXはこのマージンコール・ロスカットの
システムによって、投資金がゼロになることを防ぎ、
入金した資金以上の損失を出すことはありません。
つまり口座がマイナスになることはないということです。

ですが、
マージンコールごとに資金をどんどんつぎ込んでいくと、
気付いた頃にはかなりの損失をだしており、
資産をなくしてしまうことはあります。

多くのFX業者のマージンコールの基準は、
証拠金維持率が50%を割り込んだ時、
ロスカットは20%を割り込んだ時に実行されます。
ただ、業者によってはマージンコールのない所もあります。

マージンコール、強制決済であるロスカットにかからないためにも、
急激な変動による損失を防ぐたにも決済、損切りラインをある程度
目安をつけておくことが大事な資産を守るためにも大切です。

ロスカットを避けるためには、マージンコールが発令された時点で、
もっているポジションを決済して減らす、
追加で入金を行う、両建てなどの方法があります。
どれがおすすめなどかは一概には言えませんが
両建てはあくまでも緊急措置といったもので、
決して有効な方法とは言い難いです。
結局、ロスカットされないようなトレードを行うためには、
低レバレッジでトレードするということです。

無謀なトレードをしない限りはそうそう、ロスカットにあうことはないと思いますが、
相場はいつ動くかなんて予想はできません。
常に、最悪の事態を想定して常にリスク管理した上でトレードに挑みましょう。