2013年3月14日木曜日

FXをはじめよう -スプレッドについて-

スプレッドについて

今日は知っているようで意外に知らないスプレッドの仕組みについて
お話ししようと思います。
FXでかかるコストは2種類あって、
1つは売買時に発生する為替手数料がありますが、
これは最近の業者は殆ど無料になっていますよね。
あったとしてもFXの為替手数料は他の金融商品に比べて安価になっています。
ではFX業者は何で会社の儲けを取っているのかと言えば、
もう一つのコストであるスプレッドです。

FXを始めた際、為替レートが二つの値になっていることに
不思議は感じませんでしたか?

売りと買い、もしくはビッドとアスクで値段が違っています。
これは2ウェイプライスと呼ばれるもので、
売りと買いの値段を同時に提示されています。
つまり、売りと買いでエントリー時のレートが違うのです。

この違いがスプレッドと呼ばれ、
もう一つのコストであり、業者の儲けになるわけです。
為替手数料を取らないかわりにスプレッドの幅を
大きくしている業者もあります。

スプレッドはFXをしていれば分かると思いますが、
通過によってスプレッドの幅は異なります。
スプレッドの幅は取引量に比例するともいわれますが、
比較的人気のポンド円はスプレッドの幅が広いことでも有名です。
しかし、ポンド円は値動きが大きい通過ペアのため、
多少スプレッドが広くてもすぐに幅を埋めることが出来るのも特徴です。

最近は期間限定でドル円のスプレッドを0にしたり、
0.1銭に設定したりと、顧客獲得のため
FX業者も必死です。

ただ、一時的なスプレッドの魅力に負けないで、
トール的なスプレッド幅を見て業者を決めることが大切です。

また、スプレッドは常に一定とは限りません。
重要な指標や要人発言で相場が荒れた時、
一時的にスプレッドが大幅に変動する場合があります。

あなたの業者選びの基本は何ですか?
スプレッドも大切な業者選びのポイントの一つですよね。

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