2013年3月30日土曜日

サキのFXマインド -FXと株との違い-

「FXと株との違い」

ではFXと株取引との比較をしたいと思います。

比較することでFXが庶民にとって、
どれだけ身近で気軽にできる投資であるかがお分かりいただけると思います。

外国為替証拠金取引(FX)▼
投資に必要な最低資金:だいたい50万円~
取引手数料:有料
取引方法:買いからのみ
時間帯:9時~15時

株式▼
投資に必要な最低資金:5万円~(国内の場合)
取引手数料:無料のところが多い
取引方法:買い、
売りどちらでも可時間帯:24時間
まず、FXと株を比べただけでもこれだけの違いがあります。
初期投資に必要な金額がまったく違いますよね。
FXはサラリーマンのお小遣いでも出来る投資と言われています。

海外口座ならばもっと少額の証拠金から始めることも十分可能です。
また、株は買いのみの取引になるため、
値下がりすれば即損失につながります。
ですがFXは売りからでも入れるため、
どちらに動いても利益を得るチャンスが
得られるというのが最大の強みではないでしょうか。

また、最近は株よりも敷居が低い、
日経225とう投資を始める人も増えてきました。
日経225というのは、225銘柄の日経平均株価の
指数の動向を予想して売買するものです。
日経225もFX同様に売り買いどちらからでも
始めることができます。

証拠金は日経225先物の場合、証拠金の変動が毎週ありますが、
だいたい65万円が目安といいます。

こうなると少し敷居が高く感じますが、
日経225miniの場合、必要な証拠金は1/10程度なので
10万円未満で取引を開始することができ、
FX同様に気軽で出来る投資の部類に入るかもしれませんね。

2013年3月29日金曜日

サキのFxマインド -相場で生き残るために-


「相場で生き残るために」

今回は、相場からの撤退を強いられないためにすべきことをお話しようと思います。

相場からの撤退・・・つまり資産を失ってしまうということですよね。
そうならないためにも、トレードにおいて大切な心得を・・・・

まずただ闇雲に勝ちたい一心でトレードするのではなく、
ある程度の目標を立てるということです。

例えば、今週はこれだけの利益を目標にしよう。
次は月間トータルでこれだけにしよう。
など、理にかなった目標設定をしておきます。
目標を立てるか立てないかでも、随分と違ってきます。

そしてトレードのルールを確定しておく。

自分なりに損切りや決済時のおけるルールを設定し、
それに従って淡々とトレードできる精神力を養うことです。
相場の動きや、周りの声で気持ちが左右されていては
トレードに真剣に向き合うことは難しいです。
いつまでも勝ったときの喜びで有頂天になってトレードしていても
いい気になるだけで冷静な判断に欠けます。
逆にいつまでも負けた時のことを思って尾を引いていても
判断力の欠如につながり、ずるずると決済(損切り)できなくて、
更なる損失を生んでしまうという結果に繋がりかねません。
自分のトレードスタイルの確立はとても大切なポイントとなります。

ゴルスパのルールに従ってトレードすることも、これに繋がります。
裁量判断を入れすぎていても、
結局ルールとは何なのか?となってしまいますよね。

そして、一番大事なリスク管理の徹底。

無謀なトレードはしないことです。
重要指標や要人発言を狙ったトレードは
いちかばちかの賭け的なトレードになりがちです。
たった一度の失敗で相場から撤退を強いられないために、
リスク管理は徹底しておかなければなりませんし、
無謀なトレードは避けるべきです。

ある程度方向性を見定めた上で、トレンドにのっていく。
これが一番堅実なトレードスタイルではないでしょうか。

2013年3月26日火曜日

サキのFxマインド - 相場への影響が大きい指標 その4 -

「相場への影響が大きい指標 その4」

では今回は相場に影響を与える指標についてのお話、第四回目です。

今回もアメリカの指標ついてのお話です。
今後のトレードの参考にしていきましょう!


◆消費者信頼感指数

消費者信頼感指数とは、5000人の消費者に対して雇用状況、
景況感などについてのアンケート調査結果による指数です。
為替相場だけでなく株式市場にも非常に大きな影響を与える指数の一つで
注目度の高いものです。
消費者信頼感指数は日本でいう景気ウォッチャー調査に近いものだそうで、
景気に対する先行指標として注目されています。

~類似指標~
◇消費者物価指数

現在の物価を示す指数(CPI)のことで、
この消費者物価指数によりインフレ、デフレの判断ができます。
またFRB(中央銀行)の金利政策を行う上でも重要な指標とされています。


◆耐久財受注

製造業における出荷・在庫・受注・残高を示す統計で
製造業の景気動向を知る上では重要な指標の一つと言われています。
この指標の指数が高いときはドル買い、
低いときはドル売りといった動きが見られると言われています。

◆貿易収支

輸出額から輸入額を差し引いた額で、各国の貿易収支があるなか、
貿易赤字国として有名なアメリカの貿易収支が一番注目されています。
アメリカの貿易赤字が予想より大きかった場合に、
ドル売りの現象が起こることが多いとされています。


指標の結果によって相場の流れがある程度読める指標もいくつかあります。
これを知っておくだけでも今後の取引に活かせるのではないでしょうか?
とはいえ、絶対はありませんから注意してくださいね。

2013年3月25日月曜日

サキのFxマインド -相場への影響が大きい指標 その3-

「相場への影響が大きい指標 その3」

では今回は相場に影響を与える指標についてのお話、第三回目です。

前回は米雇用統計についてお話しましたね。
今回は、これ以外に相場への影響力が大きい指標をご紹介します。
今後のトレードに活かしてくださいね!


◆ISM景況指数

これはアメリカの景気を表す指標の1つで
アンケート調査による結果を発表するものです。
生産・受注・在庫・雇用など製造業(非製造業)の購買役員担当に対し、
前月と比較して良いか悪いかのアンケートをとった統計です。
指数が50を上回れば好況、下回れば不況と判断され、
市場の注目度が高い指標です。
このISM景況指数でアメリカの景気判断ができ、
結果が為替レートに大きな影響を与えます。
とくに、非製造業よりも製造業の景況指数が重要視されています。

これと並んで同じく注目度の高い景況指数に
「フィラデルフィア連銀製造業景気指数」というものがあります。
ペンシルバニア、ニュージャージー、デラウェアの
3つの州を直轄地域とする連邦銀行がフィラデルフィア連銀であり、
この州の製造業景気指数を表しています。


◆新築住宅販売件数

毎月24日~月末に発表される、
アメリカにおける新築の住宅がどれだけ売れたかを表した指標です。
住宅と景気は密接な関係があり、
この新築住宅販売件数が景気動向を見るうえで
非常に重要なものという認識があります。
そのため市場の注目度も高く、相場への影響も大きい指標のひとつです。
また同時に発表される中古住宅販売件数という指標もありますが、
注目度で言えば新築住宅販売件数のほうが高いです。


~類似指標~
◇中古住宅販売件数

その名の通り、
過去1ヵ月間に販売された中古住宅の販売件数を発表するものです。
アメリカの住宅に関する経済指標のひとつで、
景気を判断する上での先行的な指標として注目度も高いものです。


◇住宅着工件数

毎月3週目に発表される、
公共住宅を除いて過去1ヶ月間に着手した住宅件数を表す指標です。
数値が高ければ住宅投資が活発であると判断でき、
個人消費動向を予測するための参考資料とされています。
家を建てれば、新しい家具や家電を新調したりする人も多く、
これが耐久財需要につながります。
これに関連して住宅着工件数の指標は注目が高いと言われています。


今回のこの4つの指標も雇用統計と同様にアメリカの景気動向を見るうえで、
大きな意味を持つ指標ということですね。

2013年3月24日日曜日

サキのFxマインド - 相場への影響が大きい指標 その2 -

「相場への影響が大きい指標 その2」

その1では相場への影響が大きい指標として「アメリカ雇用統計」について
お話しましたね。
今回は指標とは異なるものですが、同じく相場へ非常に大きな影響を与える
「為替介入」についてお話したいと思います。

まず「為替介入」は大きくわけて「単独介入」と「協調介入」とがあります。
細かく言えばこのほかにも覆面介入、口先介入、委託介入など
様々な介入の種類があります。
この介入に関してはまだ皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか?
2011年の8月と10月に介入があり、
3円以上も上昇するといった大規模なものでしたよね。
日本は過去最大規模である10兆円弱の介入額でした。

介入とは?
為替相場を安定させるための通貨の売買で、
日本では財務大臣の指示によって日銀が実行することとなっています。
単独介入・・・・・一つの国や地域が単独で実施する為替介入
協調介入・・・・・複数の国や地域が協議して、同時・連続的に行う為替介入

為替介入による効果は一時的な高騰・急落に留まることもあれば、
介入をきっかけにトレンド発生することもありますが、
いずれにせよ市場に警戒感を持たせるといった効果があります。

過度な相場の変動は介入警戒感が市場には漂いますが、
実際の介入はそう頻繁には行われません。

介入も事前に開始時刻を通告して行うわけではないので、
介入を狙ってのトレードも難しいですが、介入時は極端な動きとなり、
比較的特徴があるため、エントリーしやすく
利益を取りやすいタイミングともいえるかもしれません。

実際、前回の介入で大きく利益をとったトレーダーは多かったでしょう。
介入時は見ていても面白いぐらいの動きを見せます。
介入は指標時の相場の反応やリーマンショックなどといった
大きなニュースに反応する動きに比べて
一定の方向への動きが決まっている分、わかりやすいかもしれませんね。

前回の大規模な介入もむなしく、介入後一時的に円安に向いたものの、
再び円高へと押し戻されてしまいました。
現在は円安トレンドとなっていますが、
この円安は介入のよる効果ではないですよね。
皮肉にも為替介入はトレーダーにとっては
絶好の売買チャンスとの捉え方が大きいのかもしれませんね。

2013年3月22日金曜日

サキのFxマインド - 「相場への影響が大きい指標 その1」

相場への影響が大きい指標 その1

FXをする上で無視できないのがファンダメンタルズです。

勿論、テクニカル分析も相場の動きを読む上では非常に重要ですが、
トレンド転換のきっかけを与えるのは
ファンダメンタルズな部分である場合が多いです。

また、世界経済状況を読む上でファンダメンタルズは重要であり、
投資を行う上でも、きっても切れない関係だといえます。

しかし、すべての指標が相場に影響を及ぼすかといえば、
そういうわけでもありません。

と言うわけで、
相場への影響が大きい指標についてお話ししていきたいと思います。

最初にお話するのはこの指標です。

「アメリカ雇用統計」(非農業部門雇用者数)

これはアメリカの景気動向がわかる、きわめて重要な指標です。
経済力No.1を誇るアメリカは全世界にとっても注目の的でもあり、
及ぼす影響は多大です。

アメリカの雇用時計の指標前後になると相場は荒れ始める傾向があります。
またドル以外の様々な通貨の値動きが激しくなることもしばしば見られます。

アメリカの雇用統計が発表されるときは、合わせて失業率の発表も行われ、
こちらも関心の高い指標の一つです。

指標前後の動きを狙って利益を狙うトレーダーも多いですが、
慣れないトレーダーがうかつに手をだすと大損をする可能性は多いにあります。

大きく上昇したかと思うと、いきなり急落、その逆の動きもあり、
こういった指標前後の動きを読むことは難しいです。

またスリッページも起こしやすく、決済したくても約定しない、
エントリーできないといった現象も起こります。

指標時にはあえて危険な賭けにでるのではなく、
相場が落ち着くまで静観することも大切です。

思わずトレードしたくなる気持ちはわかりますが、
ある程度方向性が決まってからエントリーするほうが堅実でしょう。

サキのFxマインド -名格言集~パート4~-

「名格言集~パート4~」

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート4です。

 「仕掛けはたやすく、手仕舞いは難し」
 皆さん納得の格言ではなでしょうか。
文字通り、エントリーはなんのためらいもなく出来ても、
いざ決済となると心に迷いが生じませんか?
利益が出てれば「もうちょっとまてばもっと利益が取れるかも・・・・」。
逆に損失が出てれば「もうちょっと我慢すれば戻すかも」という
気の迷いは誰にでもあると思います。
しかし、この気の迷いがときに命取りに繋がります。
この潔い決済が出来る姿勢を養うことが
勝つトレードにおいて大切だということです。
強い精神力を養っていきましょう!


「相場の金と凧の糸は出しきるな」
 これは資金管理の重要性を説く格言です。
凧揚げに例えたもので、凧を揚げるとき、凧の糸を全部出し切って飛ばしていると、
コントロール不能の状態に陥ってしまうため、
凧の糸は出しきるなと忠告するものです。
相場における投資金も余裕をもって行えというものです。
一杯一杯、ポジションをもってしまうと、
あとは結果を待つのみとなってしまいます。
レバレッジを調整して余裕あるトレードをしていれば、
ある程度相場が変動しても持ちこたえることができます。
常に不測の事態に備えておく、
またここぞというチャンスにも対応できるだけの
余裕をもったトレードをしようという教えですね。

2013年3月20日水曜日

サキのFxマインド - 名格言集~パート3~ -

サキのFxマインド - 名格言集~パート3~ -

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート3です。


「見切り千両」

皆さんも経験していると思いますが、損失が出てしまっているとき、
損切りしようにもなかなかタイミングがつかめなかったり、
損失が確定することを恐れて決済を躊躇してしまうという経験はありませんか?
この格言は損失が出ているときは
あえてそのトレードには見切りをつけて損切り決済をすれば、
しいては大きな損失の防止に繋がるということを意味しています。
迷っているあいだにも損失額は増えていく場合があります。

勿論その逆で値が戻る可能性もありますが、先のことはわかりません。
なるべく損失を最小限に抑えることが勝つトレードの基本といえます。
つまりこれも大事なリスク管理の一つですね。
「しまった!」と思った時点ですぐに見切りをつけて決済しましょう!
多少の損失ならその後のトレードで取り戻すことは十分可能ですから。


「トレンドを友とせよ」

順張り、逆張りといった言葉を聞いたことがあると思いますが、
この格言は「順張り」でのトレードを推奨するものです。
逆張りトレードに比べて
流れにのった順張りでのトレードのほうが利益が得やすく、
またもっとも安全だと言われています。
ただし、トレンドが発生しているときに有効であり、
狭いレンジが続くボックス相場ではトレンドが出ていないため、
反発を狙った逆張りトレードが有利と言われています。
つまり、相場の動きに合わせてトレードスタイルを選択することが大切ですが、
トレンドが発生したときは、
反発、反落を狙った逆張りトレードをするのではなく、
トレンドを友にして流れにのったトレードをしましょうというものです。

ただし、トレンドもいつまでも続くものではありません、
時に天底を掴む可能性もあります。
ストップやリミットを入れてもしものときの損失は最小限に抑え、
利益はしっかり掴んでいきましょう。

2013年3月15日金曜日

FXをはじめよう!- 注文方法の種類 -

「注文方法の種類」

さて、今回はFXで利用できる注文方法についてのお話です。
 いくつかの注文方法がありますが、しっかりと活用していますか?

 「成行注文」
 これはおそらく皆さんが一般的に利用している注文方法だと思います。
 現在のレートをみて、いまだと思ったときに売買するというものです。
 成行注文において注意しておきたいことが「スリッページ」という現象です。

スリッページというのは、この値段だ!と思って注文しても
実際には少しずれた価格で注文してしまっている状態のことです。
 決済の場合も同じです。
 つまり、注文から取引成立までのわずかな時間に
為替レートが変動してしまうことでズレが生じる場合があるということです。
 とくに、重要指標前後、要人発言前後など
マーケットを動かすほどの影響力のある出来事の前後に起きやすい現象です。
 最近は、この現象がおき難いように
配慮しているような業者も増えているようですね。

「指値注文」
 指値注文(さしねちゅうもん)とは、
成行とは違って予め指定した値段に達したときに、
 売買の注文が実行される方法です。
 現在の価格から下がったところで買う、
逆に上げた所で売るといった具合に自分で売買レートを
 設定しておきます。
 設定した値段に達しない場合、売買が不成立になることもあります。

また注文時間の設定も行えるので、
1日中に注文が成立しなかったら注文そのものを取り消すといったこともできます。

 「逆指値注文」
 指値注文が有利な状態でトレードを行う方法ですが、
逆指値注文はその逆で、
現在の状況より不利な相場で取引を行いたい場合に利用する注文方法です。
 だからといって損失を出しやすいというわけではありません。
 逆指値はトレンドにのったトレード方法といえば分かりやすいでしょうか?

「ストップオーダー」
 ストップオーダーとは、現在保有しているポジションが
思惑とは反対方向へ動いてしまった場合に、損失を一定額に抑えるためのものです。
 リスク管理の一つですね。
 注文を出した時点で、予め損切りのポイントを決めておいて、
ストップオーダーを出しておけば、損失は少なくてすみます。
 皆さん、しっかりと活用していきましょう!

「リミットオーダー」
 ストップが損切りなら、リミットは利確のための注文方法です。
 ここまで動いたら決済して利益確定する!といったものです。
 もしかしたらもっと利益が取れたかも、という場合もよくあることですが、
 相場はいつ反転するか誰にも分かりません。
 「たら・れば」の話になってくるため、
確実に利益を積み上げるためにはリミットオーダーで
 堅実に利益確定していくことも大切だと言えます。

2013年3月14日木曜日

FXをはじめよう -スプレッドについて-

スプレッドについて

今日は知っているようで意外に知らないスプレッドの仕組みについて
お話ししようと思います。
FXでかかるコストは2種類あって、
1つは売買時に発生する為替手数料がありますが、
これは最近の業者は殆ど無料になっていますよね。
あったとしてもFXの為替手数料は他の金融商品に比べて安価になっています。
ではFX業者は何で会社の儲けを取っているのかと言えば、
もう一つのコストであるスプレッドです。

FXを始めた際、為替レートが二つの値になっていることに
不思議は感じませんでしたか?

売りと買い、もしくはビッドとアスクで値段が違っています。
これは2ウェイプライスと呼ばれるもので、
売りと買いの値段を同時に提示されています。
つまり、売りと買いでエントリー時のレートが違うのです。

この違いがスプレッドと呼ばれ、
もう一つのコストであり、業者の儲けになるわけです。
為替手数料を取らないかわりにスプレッドの幅を
大きくしている業者もあります。

スプレッドはFXをしていれば分かると思いますが、
通過によってスプレッドの幅は異なります。
スプレッドの幅は取引量に比例するともいわれますが、
比較的人気のポンド円はスプレッドの幅が広いことでも有名です。
しかし、ポンド円は値動きが大きい通過ペアのため、
多少スプレッドが広くてもすぐに幅を埋めることが出来るのも特徴です。

最近は期間限定でドル円のスプレッドを0にしたり、
0.1銭に設定したりと、顧客獲得のため
FX業者も必死です。

ただ、一時的なスプレッドの魅力に負けないで、
トール的なスプレッド幅を見て業者を決めることが大切です。

また、スプレッドは常に一定とは限りません。
重要な指標や要人発言で相場が荒れた時、
一時的にスプレッドが大幅に変動する場合があります。

あなたの業者選びの基本は何ですか?
スプレッドも大切な業者選びのポイントの一つですよね。

2013年3月9日土曜日

サキのFxマインド -名格言集~パート2~-

名格言集~パート2~

さて、本日は投資格言をご紹介!!

皆さんも一度は耳にした事があると思いますが、
格言は投資家の心理を表していたり、
相場のパターンを知る上でも非常に役に立ちます。
成功者達は何を考え、
どうやって成功したのかを格言を通して学んで行きましょう^^。
名格言パート2です。

「売るべし買うべし休むべし」

売るはショート、買うはロングをあわらしますが、
この格言でもっとも大事な言葉は最後の部分の“休むべし”と言う言葉です。

トレードが楽しくなってくると、
ついついポジションを取らずにはいられない衝動にかられることもあると思います。
ですが、いくら24時間いつでも取引できるFXであっても
勝つためにはそれなりにエントリーのタイミングが重要になってきますよね。
近視眼的にならないよう、エントリーのタイミングを見計らう必要があります。
無理なタイミングでのトレードはさけ、チャンスがないときは黙って静観する。
こういったことも大切だということを表現した格言です。


「鬼より怖い一文新値」

一文というのは、ここでは一円のことを言います。
新値とは過去の高値や安値を更新した値のことです。
過去の値よりわずか一円でも抜ければ新値となりますが、
気をつけてないといけないのはここからです。

例えば、一円(ここでの一円は単なる例えであって、
わずかに値を更新した状態)抜けたことでレンジブレイクと判断した場合に、
その動きの方向へエントリーしようとしますよね。
ですが、抜けたからといってすぐにエントリーするのではなく、
ある程度方向性を見極めた上でエントリーする必要があります。
怖いのはエントリー後に動きが反転してしまうことです。
そうなれば例えば単にダブルトップを形成する形となり、
反転した方向へ圧力が強まってしまい、損切りとなるケースがあります。
この動きを例えて鬼より怖い一文新値と言われています。

2013年3月5日火曜日

FXをはじめよう! - 「持ち合いチャートパターン」


「持ち合いチャートパターン」


今日は持ち合いチャートパターンの説明をします。

『ダブルトップ』

ダブルトップとは毛抜き天井とも言われているチャートパターンです。
二つの高値との間に安値が一つあり、M字に似たチャート形状になっています。
天井圏で出現するもので、相場の天井をあらわしたものです。

ちなみに二つの高値はほぼ同じ値であるか、
一つ目の高値より二つ目の高値のほうが低い状態であることです。
これにより、一つ目の高値を超えていないということで、
上昇力が弱まりつつあり、相場の変化を表します。
ダブルトップを売買のサインとして利用する場合のエントリーのタイミングは、
二つめの高値をつけた後に、間にある一つの安値を下抜けた時が
ショートエントリーのサインとなります。

決済のタイミングは、二つの高値を結んだラインと、
一つの安値を基本にしたネックラインを結んだ値幅と
同じ値幅まで下げてきた所が目安と考えます。


『ダブルボトム』

ダブルボトムはダブルトップとは逆で毛抜き底と言われており、
相場の底を表すチャートパターンです。
ダブルトップとは反対の形状になることでWに似たチャートになります。

二つの安値と一つの高値で形成されています。
二つの安値はほぼ同じ値であるか、
一つめの安値を二つ目の安値が更新できていない状態であることです。
ダブルボトムを売買サインとして利用する場合のエントリーのタイミングは
安値の間にある一つの高値を上抜けた時がロングエントリーのサインとなります。
決済のタイミングもダブルトップと同様の考え方となります。

2013年3月4日月曜日

FXをはじめよう! -ロスカットとマージンコール-

ロスカットとマージンコール

今回は「マージンコール」「ロスカット」について説明したいと思います。

FXをある程度しているトレーダーなら、
悲しくも一度は経験したことがあるかもしれませんね。

まず、マージンコールとは・・・・
有効残高がある一定の基準以下になると
口座に追加の入金をしてくだいと警告するものをいいます。

そしてロスカットとは・・・
マージンコール以後も口座へ追加入金がされず、
更に損失が大きくなり、さらに次の一定基準を
割り込んだときに自動で強制決済されてしまい、
取引を終了させることを言います。

FXはこのマージンコール・ロスカットの
システムによって、投資金がゼロになることを防ぎ、
入金した資金以上の損失を出すことはありません。
つまり口座がマイナスになることはないということです。

ですが、
マージンコールごとに資金をどんどんつぎ込んでいくと、
気付いた頃にはかなりの損失をだしており、
資産をなくしてしまうことはあります。

多くのFX業者のマージンコールの基準は、
証拠金維持率が50%を割り込んだ時、
ロスカットは20%を割り込んだ時に実行されます。
ただ、業者によってはマージンコールのない所もあります。

マージンコール、強制決済であるロスカットにかからないためにも、
急激な変動による損失を防ぐたにも決済、損切りラインをある程度
目安をつけておくことが大事な資産を守るためにも大切です。

ロスカットを避けるためには、マージンコールが発令された時点で、
もっているポジションを決済して減らす、
追加で入金を行う、両建てなどの方法があります。
どれがおすすめなどかは一概には言えませんが
両建てはあくまでも緊急措置といったもので、
決して有効な方法とは言い難いです。
結局、ロスカットされないようなトレードを行うためには、
低レバレッジでトレードするということです。

無謀なトレードをしない限りはそうそう、ロスカットにあうことはないと思いますが、
相場はいつ動くかなんて予想はできません。
常に、最悪の事態を想定して常にリスク管理した上でトレードに挑みましょう。