2013年3月15日金曜日

FXをはじめよう!- 注文方法の種類 -

「注文方法の種類」

さて、今回はFXで利用できる注文方法についてのお話です。
 いくつかの注文方法がありますが、しっかりと活用していますか?

 「成行注文」
 これはおそらく皆さんが一般的に利用している注文方法だと思います。
 現在のレートをみて、いまだと思ったときに売買するというものです。
 成行注文において注意しておきたいことが「スリッページ」という現象です。

スリッページというのは、この値段だ!と思って注文しても
実際には少しずれた価格で注文してしまっている状態のことです。
 決済の場合も同じです。
 つまり、注文から取引成立までのわずかな時間に
為替レートが変動してしまうことでズレが生じる場合があるということです。
 とくに、重要指標前後、要人発言前後など
マーケットを動かすほどの影響力のある出来事の前後に起きやすい現象です。
 最近は、この現象がおき難いように
配慮しているような業者も増えているようですね。

「指値注文」
 指値注文(さしねちゅうもん)とは、
成行とは違って予め指定した値段に達したときに、
 売買の注文が実行される方法です。
 現在の価格から下がったところで買う、
逆に上げた所で売るといった具合に自分で売買レートを
 設定しておきます。
 設定した値段に達しない場合、売買が不成立になることもあります。

また注文時間の設定も行えるので、
1日中に注文が成立しなかったら注文そのものを取り消すといったこともできます。

 「逆指値注文」
 指値注文が有利な状態でトレードを行う方法ですが、
逆指値注文はその逆で、
現在の状況より不利な相場で取引を行いたい場合に利用する注文方法です。
 だからといって損失を出しやすいというわけではありません。
 逆指値はトレンドにのったトレード方法といえば分かりやすいでしょうか?

「ストップオーダー」
 ストップオーダーとは、現在保有しているポジションが
思惑とは反対方向へ動いてしまった場合に、損失を一定額に抑えるためのものです。
 リスク管理の一つですね。
 注文を出した時点で、予め損切りのポイントを決めておいて、
ストップオーダーを出しておけば、損失は少なくてすみます。
 皆さん、しっかりと活用していきましょう!

「リミットオーダー」
 ストップが損切りなら、リミットは利確のための注文方法です。
 ここまで動いたら決済して利益確定する!といったものです。
 もしかしたらもっと利益が取れたかも、という場合もよくあることですが、
 相場はいつ反転するか誰にも分かりません。
 「たら・れば」の話になってくるため、
確実に利益を積み上げるためにはリミットオーダーで
 堅実に利益確定していくことも大切だと言えます。

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