2013年5月10日金曜日

サキのFxマインド - トレードの基本 その3 -

「トレードの基本 その3」

今回のお話は、トレードで勝てない人。
負けトレードをする人の特徴を客観的に捉えてみたいと思います。

負けといっても、すぐに取り戻せる程度の小さな負けは、
この場合でいう負けトレードには値しません。
小さな損切りや損失はむしろ資産を増やすためには必要不可欠だからです。
勝ち続けるトレードなんて相当なプロでもない限りはあり得ないですよね。

1ヶ月トータルして資産が増えているようであれば、
それは勝ちトレードが出来たということになります。

今回の負けトレードとは、
すなわち大損をして相場の撤退を強いられたことのある人。
大切な資産を全部失ってしまった人のことを意味するものです。

こつこつ増やした財産をたった1度のトレードで失ってしまうことがあります。
FXを長年やっていれば、
皆さん1度や2度は痛い経験をしたのではないでしょうか?
苦い経験を肥やしに勝てるトレードが出来るよう成長できた人もいると思います。
しかし、中には負の連鎖から抜けられないで
いつまでも同じ事を繰り返す人がいるのも事実です。

では、相場で大損失を出す人は一体どういう経緯を辿っているのでしょうか?
簡単に言えばコレです。

①トレードスタート →
相場が仕掛けた方向とは反対に動き出す → 焦り →
そのうち戻るだろうと様子見 →
損切りのタイミングを失って損失が膨らむ → 天井(底)で損切りしてしまう

②トレードスタート →
①の繰り返しで資金が底を尽きる → 再び資金を投入する →
一旦負けた理由を振りかえり学習するも結局は同じことを繰りかえす →
理性をうしなう(ついついヒートアップして資金を投入) →
損失を取り戻すためトレードに固執する →
理性を失い懸命な判断ができず再び大きな損失を出す → 相場からの撤退

こういった構図が浮かび上がってきます。

一旦負のスパイラルに巻き込まれてしまうと、抜け出すのはなかなか難しいです。
そのため、日頃からリスク管理を徹底しておくことが大切だということです。
理性を保てるよう精神面でも強くならなければ投資は難しいです。

負けトレードを繰り返す人は、まず冷静に自分を見つめなおし、
弱点を直していくことから始めていきましょう。
大きな買い物(痛手)を何度も味わってはいけません。

しかし、現在プロで活躍するトレーダーの殆どが、
過去に大きな損失、痛手を負った人たちです。
彼らはこの経験があったからこそ、成功をおさめたともいえるのでしょうね。

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