2013年3月22日金曜日

サキのFxマインド - 「相場への影響が大きい指標 その1」

相場への影響が大きい指標 その1

FXをする上で無視できないのがファンダメンタルズです。

勿論、テクニカル分析も相場の動きを読む上では非常に重要ですが、
トレンド転換のきっかけを与えるのは
ファンダメンタルズな部分である場合が多いです。

また、世界経済状況を読む上でファンダメンタルズは重要であり、
投資を行う上でも、きっても切れない関係だといえます。

しかし、すべての指標が相場に影響を及ぼすかといえば、
そういうわけでもありません。

と言うわけで、
相場への影響が大きい指標についてお話ししていきたいと思います。

最初にお話するのはこの指標です。

「アメリカ雇用統計」(非農業部門雇用者数)

これはアメリカの景気動向がわかる、きわめて重要な指標です。
経済力No.1を誇るアメリカは全世界にとっても注目の的でもあり、
及ぼす影響は多大です。

アメリカの雇用時計の指標前後になると相場は荒れ始める傾向があります。
またドル以外の様々な通貨の値動きが激しくなることもしばしば見られます。

アメリカの雇用統計が発表されるときは、合わせて失業率の発表も行われ、
こちらも関心の高い指標の一つです。

指標前後の動きを狙って利益を狙うトレーダーも多いですが、
慣れないトレーダーがうかつに手をだすと大損をする可能性は多いにあります。

大きく上昇したかと思うと、いきなり急落、その逆の動きもあり、
こういった指標前後の動きを読むことは難しいです。

またスリッページも起こしやすく、決済したくても約定しない、
エントリーできないといった現象も起こります。

指標時にはあえて危険な賭けにでるのではなく、
相場が落ち着くまで静観することも大切です。

思わずトレードしたくなる気持ちはわかりますが、
ある程度方向性が決まってからエントリーするほうが堅実でしょう。

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