2013年4月10日水曜日

サキのFxマインド - 各市場にみられる特徴-

「各市場にみられる特徴」

日本人である私たちが主に取引を行う市場は、
東京市場、ロンドン市場、NY市場という認識があると思いますが、
この3つの市場の間で、NZ市場や
シドニー、バーレーン、フランクフルト市場などが絡んでいます。

複数の市場が重なりあって相場をつくっているということですね。

では今日はその中でも東京時間でいう午前中に開催される市場について
少しお話していきたいと思います。

NY市場が終了される午前5時~6時ごろの時間帯は
FX参加者が一番少ない時間帯とも言われており、
実際の値動きも小幅で横ばいになっていることが多いです。
ときにこの時間帯を狙って仕掛けてくることもありますね。

NY市場が終了すると、今度はNZ市場、オセアニア市場が開場されます。
また、ほぼ同じ時間帯にアジア勢の早起き組が参入し始める頃でもあり、
動きが少しずつ出始めます。

最近、オセアニア市場でドル円が大きく動く日がありますよね。
東京市場開始前のこの時間帯は、
ある一定の法則のような動きが見られる時間帯ともトレーダーの間で言われており、
東京開始前のこの時間帯を狙ってトレードを仕掛ける投資家もいるほどです。
NY市場でトレンドが発生している場合など、その動きを引き継ぐこともあります。
持ち合い相場においてはレンジブレイクをする場合もあり、
またこの時間帯のレンジ上下限が東京市場において有効であるとも言われています。

シドニー市場に続いて、東京市場が開始されます。
東京市場の特徴は前日のNY市場の株価動向を意識した動きが多いことが特徴です。
東京仲値といわれる10時頃までは買われる傾向にありますが、
それ以降になると値戻しの動きが見られたり、
値動きの幅が狭く商いが乏しくなりつつあります。

これがひとまず朝から昼までの午前中の市場の動きの特徴となります!
必ずしもこうだ!というものではありませんが、
一般的な傾向として挙げられる事例です。
トレードの参考に役立てましょう。

では次回は、午後から夕方にかけての市場の特徴についてお話しする予定です。

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