ロスカットとマージンコール
今回は「マージンコール」「ロスカット」について説明したいと思います。
FXをある程度しているトレーダーなら、
悲しくも一度は経験したことがあるかもしれませんね。
まず、マージンコールとは・・・・
有効残高がある一定の基準以下になると
口座に追加の入金をしてくだいと警告するものをいいます。
そしてロスカットとは・・・
マージンコール以後も口座へ追加入金がされず、
更に損失が大きくなり、さらに次の一定基準を
割り込んだときに自動で強制決済されてしまい、
取引を終了させることを言います。
FXはこのマージンコール・ロスカットの
システムによって、投資金がゼロになることを防ぎ、
入金した資金以上の損失を出すことはありません。
つまり口座がマイナスになることはないということです。
ですが、
マージンコールごとに資金をどんどんつぎ込んでいくと、
気付いた頃にはかなりの損失をだしており、
資産をなくしてしまうことはあります。
多くのFX業者のマージンコールの基準は、
証拠金維持率が50%を割り込んだ時、
ロスカットは20%を割り込んだ時に実行されます。
ただ、業者によってはマージンコールのない所もあります。
マージンコール、強制決済であるロスカットにかからないためにも、
急激な変動による損失を防ぐたにも決済、損切りラインをある程度
目安をつけておくことが大事な資産を守るためにも大切です。
ロスカットを避けるためには、マージンコールが発令された時点で、
もっているポジションを決済して減らす、
追加で入金を行う、両建てなどの方法があります。
どれがおすすめなどかは一概には言えませんが
両建てはあくまでも緊急措置といったもので、
決して有効な方法とは言い難いです。
結局、ロスカットされないようなトレードを行うためには、
低レバレッジでトレードするということです。
無謀なトレードをしない限りはそうそう、ロスカットにあうことはないと思いますが、
相場はいつ動くかなんて予想はできません。
常に、最悪の事態を想定して常にリスク管理した上でトレードに挑みましょう。
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