2013年6月6日木曜日

サキのFxマインド -相場観と注文方法について考えよう-

「相場観と注文方法について考えよう」

前回、大きな動きの相場でポジションを作るときは、
順張りが有効というお話をしました。
では、順張りでポジションを作る場合の注文方法とは?

答えは「成行注文」です。
成行注文という言葉はゴルスパをお使いのみなさんならおなじみですね。
成行注文については後半登場しますが、
まずお話しなければならないのが「相場観」です。
相場観というのは、「このあたりで下げ止まりそうだな」とか、
「過熱感があるので、ちょっと様子みしよう。」など
個人的な相場の先行きに関する予想のことです。
エントリーする際には相場観が必要になってきますよね。

相場観があるか・ないかは重要ですが、
相場観があったとしても
売買の方法が間違っていては勝つことはむずかしいですよね。

では、ここで「この相場は買われる可能性が高い」
という相場観を持ったとしましょう。
そうすると、「買い」注文を実行することになりますが、
ここで注意しなければならないことがあります。
それは、「現在より安い値段で買いたい」という気持ちを持たないことです。

例えば、近い将来、
今の値段より3円程度上がるという相場観を持ったとして、
できれば、今の値段よりもう少し下がってから買いたい、
という気持ちがあるとするなら、その注文は「指値注文」となります。
例え、注文どおり指値辺りまで相場が下がったとしても、
この買い注文は、トレンドに合っていないことになります。

つまり、相場が買われるという相場観があるときに、
安い値段に下がってから(売られてから)注文を指値で入れるという行動は、
矛盾が生じてしまい、正しい選択ではなくなってしまいます。

では、正しい選択とは?
そこで「成行注文」の登場です。
「買いの相場観→その時点で順張りエントリー=成行買い注文」
これが相場観に沿ったエントリーの仕方です。

「安くなったら買いたい」
「高くなったら売りたい」
こんな発想は、勝ちトレーダーにはありません。
もう少し下がってから買おうかな、という気持ちも分からなくもないですが
チャンスを逃さないようにしましょうね。

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