「エントリーの分散でリスクヘッジ」
さて、先日はリスク管理についてお話したと思いますが、
そのリスク管理の一つとしてもう一つご紹介します。
エントリーを分散させるやり方でリスクを軽減させるというものです。
同じ通貨ペアでも時間、取引値段をずらしたり、
通貨ペア自体を変えて新規にポジションを持って売買を行う方法です。
エントリーを分散させることで損益が分散され、
もしものときの損失を抑えることができると言われています。
ただしデメリットもあるのも事実で、買ったときの利益も
エントリーを分散しなかった場合に比べると小さなものになってしまいます。
ここで誤解しないで欲しいのが、
リスク分散のためにナンピン(値下がりした時、追加して同じ商品を買い足すこと)を
奨めているわけではないということです。
同じ通貨ペアでポジションを分散させるより、
違う通過ペアでポジションを分散させるほうが
よりリスクヘッジに繋がると私は思います。
それぞれ通貨ペアは独自の動きをもっており、
全てが同じ動きを示すわけではありません。
例えばドル円とユーロドルは相対する通貨ペアといわれており、
反対の動きを示す場合が多いです。
しかしこれもいつもそうだというわけでもありません。
相場は生き物ですから、
どこでどう動く感なんて完璧に読める人はいませんからね。
リスクヘッジを行えば、リスクを軽減させる分、
取れる利益も減るというデメリットはありますが、
着実に資産を増やそうと思えば一攫千金をねらった勝負よりも、
堅実な道「ローリスクローリターン」でゆっくり増やしていけることが理想ですね。
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