『チャートの読み方に関する知識~チャートでみるトレーダーの心理~』
プロの投資家、トレーダーなどはテクニカル分析は勿論ですが、
チャートをみれば今後の展開がある程度予想できるという人もいます。
勿論どんなプロの投資家であっても100%の先読みは不可能です。
相場は生き物であってどこでどう変動するかは誰にもわかりませんからね。
ただ、チャートに投資家たちの心理が表れているというのは確かです。
分かりやすいものでいくと、何らかの事件や問題などが起こったときの相場を
想像してください。
とても重要な指標や発表の前後は相場が荒れるのを経験したことがあると思います。
この時、注文や決済のオーダーが約定しないという現象や、
スプレッドの幅が異常に広くなるといったことが起こります。
実はこの動きも投資家たちの不安定な心理の表れですよね。
このとき多くの売り買いが交錯して相場が混乱しています。
初心者の投資家は、こういった場面でうかつに手を出すと一瞬にして
資産を失いかねないほどの痛手を負うこともあります。
勿論取引のやり方次第ですが・・・。
そして結果がでた瞬間に上下どちらかに大きく動き始めます。
これも安堵や失望といったトレーダーの心理が相場を動かしたものです。
つまり為替の価格は国が定めているのではなく、投資家、
トレーダーの心理によって決まっているといえるのです。
ただし、投資家、トレーダーは過去のチャートパターンを分析して、
それに基づいてトレードを行っています。
相場の動きが、そのパターン化された動きと相対した場合、ダマシが発生し
相場の荒れを引き起こすこともあります。
ただ、闇雲にトレードしているだけでは、チャートに潜むトレーダーの
心理を読むことは難しいです。
やはりテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などを取り入れてこそ、
チャートから心理を読む力がついてくるものです。
投資家たちは過去のチャートパターンの分析、テクカル分析から行きすぎといった
水準をだし、そろそろ売買のタイミングを計ります。
同じことを理解して考える投資家たちの心理が終結して相場が
動き始めるというわけですね。
サポートラインやレジスタンスライン、チャートパターンの有効性が
よくわかります!
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