『チャートの読み方に関する知識~ローソク足でトレンドを見る~』
今回はチャートの読み方に関する知識について3つ目のご紹介です。
「ローソク足でのトレンド分析」について簡単にお話していきましょう。
エントリー時の基準として、皆さんはまずその時のトレンドを確認すると思います。
特徴として、トレンドはある程度継続する傾向にあるということです。
・順張り・・・トレンドの流れにのってエントリーを行う。
例えば、上向きのトレンドならロング、下向きならショートという具合に。
・逆張り・・・順張りとは逆に、トレンドと逆方向にエントリーを行う。
例えば、上昇してきたところを狙ってショート、下降してきたところ
を狙ってロングといった具合に。
順張りと逆張りのエントリーを比較すると、往々にして順張りでのトレードの方が
利益を得やすいというのは言うまでもありません。
ただ、逆張りが悪いといっているわけではありません。
逆張りのトレードであっても利益を上げることは可能ですが、
どちらかと言えばという比較で見た場合、順張りトレードのほうが
勝ちやすいということです。
これはつまりトレンドはある一定期間続くという相場の特徴を
生かしたトレードだからです。
では、上の表を見てください。
日足では下落トレンド継続中です。
次に、1時間足は下落トレンドから上昇トレンドへ転換して
強い上昇を示しています。
紫の抵抗線も勢いよく上抜けていますよね。
そして、5分足をみてみましょう。
レンジ相場から上抜けて上昇トレンドを形成しています。
つまり、この場合の方向はロング(買い)でのエントリーになると思います。
が、ここで安易にロングエントリーするのではなく、次の抵抗線までの
スペースなどをしっかりと確認することが大切です。
チャート見てもわかるように、トレンドが一定期間継続していますね。
トレンド転換のサインはMAのゴールデンクロス、デッドクロスのほかにも、
レジスタンスラインやサポートラインを抜けるかどうかも
ポイントになってきます。
また、直近の安値、高値をぬけたかどうかでもトレンド転換判断材料になります。
エントリー時は必ずこのトレンドの方向を見定めることが
勝つためのポイントとなります。
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