2013年2月10日日曜日

『チャートの読み方に関する知識~ローソク足でトレンドを見る~』

『チャートの読み方に関する知識~ローソク足でトレンドを見る~』

今回はチャートの読み方に関する知識について3つ目のご紹介です。

「ローソク足でのトレンド分析」について簡単にお話していきましょう。

エントリー時の基準として、皆さんはまずその時のトレンドを確認すると思います。
特徴として、トレンドはある程度継続する傾向にあるということです。

・順張り・・・トレンドの流れにのってエントリーを行う。
例えば、上向きのトレンドならロング、下向きならショートという具合に。

・逆張り・・・順張りとは逆に、トレンドと逆方向にエントリーを行う。
例えば、上昇してきたところを狙ってショート、下降してきたところ
を狙ってロングといった具合に。

順張りと逆張りのエントリーを比較すると、往々にして順張りでのトレードの方が
利益を得やすいというのは言うまでもありません。
ただ、逆張りが悪いといっているわけではありません。
逆張りのトレードであっても利益を上げることは可能ですが、
どちらかと言えばという比較で見た場合、順張りトレードのほうが
勝ちやすいということです。

これはつまりトレンドはある一定期間続くという相場の特徴を
生かしたトレードだからです。

genko3-18a

では、上の表を見てください。
日足では下落トレンド継続中です。
次に、1時間足は下落トレンドから上昇トレンドへ転換して
強い上昇を示しています。
紫の抵抗線も勢いよく上抜けていますよね。
そして、5分足をみてみましょう。
レンジ相場から上抜けて上昇トレンドを形成しています。
つまり、この場合の方向はロング(買い)でのエントリーになると思います。
が、ここで安易にロングエントリーするのではなく、次の抵抗線までの
スペースなどをしっかりと確認することが大切です。

チャート見てもわかるように、トレンドが一定期間継続していますね。

トレンド転換のサインはMAのゴールデンクロス、デッドクロスのほかにも、
レジスタンスラインやサポートラインを抜けるかどうかも
ポイントになってきます。

また、直近の安値、高値をぬけたかどうかでもトレンド転換判断材料になります。

エントリー時は必ずこのトレンドの方向を見定めることが
勝つためのポイントとなります。

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